
2023年5月の注目のインディーゲームをピックアップしてお届けします。Indie FreaksのYouTubeチャンネルでは動画でもご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください!
Tape to Tape
最高のホッケーチームを作るために、選択と戦いを繰り広げていくローグライト・ホッケーゲーム。最初は寄せ集めのグループに過ぎないが、試合やイベントを繰り返して、個性的なスキルを持った選手を雇ったり、選手を鍛えたりしていくことで、ドリームチームに育てて栄光をつかむのだ。
しかし、勝つために審判を買収することもできるので、正攻法だけではない面白さがある。プレイヤーによって個性的なチームができあがりそうだ。
最大4人のローカルマルチプレイに対応。Steamリモートプレイを使えば、オンラインのフレンドと協力して楽しむこともできる。
日本語無し

The Outlast Trials
あの『Outlast』がオンライン対応になって舞い戻る。一人称視点のサバイバルホラーシリーズの最新作。
マーコフ社の実験体にされてしまったプレイヤーは、さまざまな試練を突破して生き残らなければならない。危険なトラップや凶悪な敵の目をかいくぐったり、モラルが試されたりするようなシーンが待ち受けている。
この残忍な実験には1人で挑むことも、オンラインで最大4人のプレイヤーと協力して挑むこともできる。キャラクターをプレイヤー自身の分身として『Outlast』の世界に入り込むのは、恐ろしくも興味深い体験になりそうだ。
日本語無し

Amnesia: The Bunker
一人称視点のホラーアドベンチャー『Amnesia』シリーズの新作が登場。
第一次世界大戦下、バンカーに1人取り残されてしまったフランス人兵士の主人公は、地上への脱出を目指して闇の中へと進んでいくことになる。障害物が道を阻み、闇の中には音や動きに反応して襲ってくる怪物が潜んでいるため、常に明かりを絶やさないようにしなければならない。
決められた道すじに沿ったものではなく、どのような行動を取るかはプレイヤーに任されている。自由度の高いプレイによって、これまでのシリーズ作品とはまた違った体験となるだろう。
日本語無し

Inkbound
高い評価を得たデッキ構築型ローグライト『Monster Train』の開発チームShiny Shoeの最新作。
最大4人のオンライン協力プレイでの冒険と、ターン制バトルが特徴のローグライクRPGだ。魔法の図書館に収められた本の中に飛び込んで、さまざまな物語と冒険を繰り広げていく。キャラクターを強化し、ビルドを構築して、仲間と共により困難な挑戦に立ち向かおう。
長期的にゲーム内コンテンツの追加やアップデートを提供していくとのことなので、ひと通りクリアして終わるわけではなく、気に入れば長く遊び続けられるタイトルとなりそうだ。
日本語無し

Miasma Chronicles
ミュータントたちの戦いを描く、高評価のストラテジーアドベンチャー『Mutant Year Zero: Road to Eden』の開発チームThe Bearded Ladiesの最新作。
本作は荒廃した未来のアメリカを舞台に、世界を引き裂いた「ミアズマ」と呼ばれる謎の力の真相を求めて冒険するタクティカルアドベンチャーゲームだ。自由に動いて探索できるアクションパートと、ターン制バトルを楽しめるパートの組み合わせという、前作でも評価されたシステムを活かしたゲームプレイが特徴となるようだ。
終末的な世界観の表現が素晴らしいスタジオなので、その点にも期待が高まる。
日本語有り

Bread & Fred
ブレットとフレットという2匹のペンギンを操作して、協力プレイで雪山の頂上を目指していく2Dアクションゲーム。
雪山は険しく簡単には登っていけないが、ペンギン同士はロープで繋がっているので、1人が壁に掴まって、もう1人がぶら下がってスイングしたり、上から引っ張り上げたりと、協力して困難に立ち向かっていけるゲームだ。
一緒に遊ぶフレンドがいなくても大丈夫。ロープをくくりつけた「岩」をパートナーに選ぶことで1人でも遊べるが、難易度は上がってしまうとのことだ。
日本語有り

Bat Boy
スポーツをモチーフにした世界観が特徴の2Dアクションゲーム。
主人公は、昼間は高校生、夜は野球をモチーフにしたヒーロー「バットボーイ」。魔王にさらわれ、洗脳されてしまった仲間たちを解放しながら、彼らの助けを借りてさまざまな世界を冒険し、魔王を倒そう。
8bitスタイルで制作されたゲームビジュアルと、軽快なチップチューンのレトロな組み合わせが魅力的で、ちょっと懐かしい気分で楽しませてくれそうだ。
日本語有り

Farworld Pioneers
『RimWorld』などの開発に携わったスタッフが送る、銀河を舞台にした2DのオープンワールドSFサンドボックスゲーム。
惑星を開拓して資源を集め、さまざまな設備やアイテムのクラフトをしながら、基地を整備して拠点を広げていこう。探索を進めると危険な生物や敵対勢力との戦闘、基地の防衛イベントなども発生する。さらに、舞台は1つの惑星だけに留まらず、宇宙船を作成すれば新たな惑星に向かって開拓することもできる。
この豊富なボリュームをAIが搭載されたNPCと開拓することもできるが、最大32人のマルチプレイにも対応とのことなので、たくさんのフレンドと協力しても楽しめそうだ。
Steamには日本語サポートの記載がないものの、開発者のTwitterの投稿によれば対応予定があるというのも嬉しいポイントだ。
日本語有り

System Shock
サイバーパンクな世界観を舞台とする一人称視点のアクションRPG。主人公は狂った人工知能が支配する宇宙ステーションで、人類の命運と生き残りをかけて戦っていくことになる。
本作は1994年にリリースされた同名タイトルのフルリメイク作品で、2015年に開発プロジェクトが始まった。Kickstarterで圧倒的な支持を集めて開発が進められていたが、開発方針の立て直しによる一時休止や度重なる延期を経て、ついにリリースを迎える。
ゲーム史に刻まれたこの作品がどう生まれ変わったか、期待が高まる。
日本語有り

Humanity
1匹の柴犬となって、自我を失った人間たちをゴールへと導く3Dのパズルアクションを楽しめるユニークなゲーム。
柴犬のあとをついてくる人間たちは「ワン」のひと吠えで、走ったり、ジャンプしたり、泳いだり、ものを押したりとさまざまなアクションを取る。人間たちを引き連れて、ギミックや障害物が散りばめられた立体的なステージのゴールを目指そう。さらには、どんな戦い方をするのかわからないが、ボス戦まであるというのが面白い。
ステージ数は90以上と豊富。また、オンラインでシェアされたプレイヤーによるオリジナルステージを遊ぶこともできるので、挑戦しがいがありそうだ。
日本語有り

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