
2023年7月3日、産経デジタルは新たなゲームレーベル「HYPER REAL」を設立したことを発表した。
発表によれば、日本・アジア産のインディーゲームを中心に取り扱うレーベルとして、ゲームを音楽、映画のようなアートやカルチャーとして再解釈する新たなブランドを目指すとのことだ。

今回、同レーベルで取り扱いが決定したインディーゲームとして3タイトルが合わせて発表されたが、いずれもタイトル自体は開発元よりゲームイベントなどで発表されており、既に注目されていた方もいらっしゃることだろう。
これらのタイトルは、2023年7月14日~16日に京都で開催されるインディーゲームフェス「BitSummit Let’s Go!!」にて「HYPER REAL」ブースに出展されるということなので、会場に足を運ばれる方は立ち寄ってみてはいかがだろうか。
取り扱いタイトル
34EVERLAST
1サイクル最短10分でクリアできる、超濃縮ループ型のアクションアドベンチャー。
滅びゆく世界で繰り広げられる怒涛のアクション。ボスに負けてもゲームオーバーなし。複雑に絡み合った世界の謎を周回プレイで解き明かせ。
日本語有り

青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署
1999年の日本が舞台のジャパニーズホラーノベルアドベンチャー。都市伝説が具現化した「怪異」が起こす凄惨な事件が多発。怪異の遺体を解剖し、ヒントを得て謎を解き明かせ。
個性的なギミックがユニークなビジュアルノベルゲーム『1f y0u're a gh0st ca11 me here!』を制作した、フロシキラボの新作。
日本語有り

Dome-King Cabbage
モンスター収集RPG世界を舞台にした短編ビジュアルノベル。
緊張しながら就職面接へと向かう雲ニンゲンのマッシュは、突如、目の前の世界がモンスター収集RPGに見える能力に目覚める。独特かつシュールでサイケデリックな世界で繰り広げられる物語を追え。
日本語有り

インディーゲームレーベルとして高まる期待
産経デジタルでは2016年より、北米発のゲーム・エンタメ情報を発信する「IGN」の日本版として、アメリカ大手出版社ZIFF DAVIS社とのビジネスパートナーシップを結んで「IGN Japan」を運営している。
そのノウハウも活かしたインディーゲーム中心のレーベルとして、今後の展開に注目していきたい。
基本情報 | HYPER REAL |
---|---|
公式サイト | hyperreal.jp |
公式X(旧Twitter) | @HYPERREAL_jp |