2023年8月の注目のインディーゲームをピックアップしてお届けします。Indie FreaksのYouTubeチャンネルでは動画でもご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください!
春待ちトロイダル
高校生活を再体験する、ループ型選択形式アドベンチャーゲーム。
自身を悪魔と名乗る少女に、「隆ヶ島」という離島の高校に転校して卒業までの10日間を過ごすよう告げられた主人公。しかし、ただ日々を過ごすだけでは卒業式にたどり着けず、時間がループして戻されてしまう事態に陥る。
高校のクラスメイトたちと「カードバトル形式の対話」を重ねることで関係性を深めながら、時間がループする不可解な島の秘密と、悪魔の真意を探っていくのだ。
日本語有り
バベル号ガイドブック
「バタフライ・エフェクト」を軸としたシナリオ型アドベンチャーゲーム。
本作は、死者の魂を来世へと運ぶ汽船バベル号を巡る物語だ。この広大な船の中で、さまざまな乗客・乗員たちと出会い、彼らの願いと後悔に触れることでいくつものストーリーが展開していく。
過去の出来事を書き換えて、現在に変化を起こすことでパズルを解き明かし、交錯する運命の物語の結末を見届けよう。
日本語有り
Word Factori
文字を加工して単語を作る工業系パズルゲーム。
リソースとして用意されるのは「i」という文字だけ。それをさまざまな工場で文字を曲げたり、回転させたり、反射させたりと連鎖的に通過させることで異なるアルファベット文字へと加工し、組み合わせてワードを完成させるのだ。
文字の加工方法はひとつだけではないので、より新しく、より効率的な組み合わせを試していこう。
日本語無し
Hammerwatch II
レトロな雰囲気のドット絵で表現された、見下ろし型のオープンワールド2DアクションRPG。
2013年にSteamでリリースされた『Hammerwatch』から10年ぶりの直接的な続編となる。前作では邪悪なネクロマンサーによって征服されてしまった王国を舞台に、この地を奪還するため、王に選ばれた勇者として戦いを繰り広げた。本作では、舞台をより広大なフィールドへと移した冒険が待ち受けている。
プレイヤーは5つのクラスから選択して冒険に出ることになるが、前作同様に最大4人でのCo-opプレイにも対応。また、前作では有志による日本語化MODが存在していたが、今作では公式に日本語がサポートされる。
日本語有り
Moving Out 2
物理演算ベースのヘンテコ引っ越しシミュレーターの続編。
スムーズ・ムーブス社の社員として、1人、あるいは最大3人の仲間と協力して、パックモアの街や異世界を舞台に住民たちの引っ越しを手伝おう。前作はローカルマルチプレイのみの対応だったが、今作からはオンラインマルチプレイにも対応。
動く足場を渡り、ときに窓をぶち破るなどさまざまなチャレンジを突破して荷物を運んでいこう。
日本語有り
BOOK OF HOURS
炎によって失われてしまった、かつて叡智の砦として知られた「沈黙の家」と呼ばれる大図書館を再建するため、新たな司書となって行動していくナラティブなRPG。
散らばった知識と魂を修めながら、さまざまな書物や珍品の数々を収集、修復、分類して図書館のコレクションに再び加えていこう。隠された歴史の解明や、多様なバックグラウンドを持った訪問者たちとの出会いも待っている。
日本語無し
Blasphemous 2(ブラスフェマス 2)
血と暴力にまみれたグロテスクな世界観と、奥深い宗教的テーマの強さを特徴とする、メトロイドヴァニアの高難易度アクションゲーム『Blasphemous(ブラスフェマス)』の続編。
前作では、ある種の呪いと言うべき「奇蹟」の力によって不死と化した、悔悟者と呼ばれる主人公の贖罪の旅を描くストーリーが展開され、その旅の最終章として後に配信されたDLC「Wounds of Eventide」において続編への橋渡しとなるシーンが描かれた。
そして、本作では奇妙で見知らぬ島で目覚めた悔悟者の呪われた旅が、再び始まるようだ。
日本語有り
Goodbye Volcano High
世界が終わり行く中での「愛」や「変化」をテーマとした、ストーリー主導のシネマティック・ナラティブアドベンチャーゲーム。
主人公ファングの高校生活の最後の1年を描く物語だが、世界はもうすぐ終わりを迎えてしまうのだという。ティーンエイジャーという多感で繊細な時期に、ようやく人生の目標を見つめはじめた主人公とその友人たちが、終末を前にどう行動し、何を成そうとするのかが描かれる。
Netflixのドラマ『サブリナ: ダーク・アドベンチャー』で脚光を浴びた俳優のLachlan Watsonが、主人公役をフルボイスで務める。
日本語有り
Under The Waves
レトロフューチャーな世界観の北海を舞台に展開される、深海探索アドベンチャー。
トラウマを抱えたプロダイバーの主人公スタンは、孤独に海の底でミッションをこなす日々を送っていたが、ある奇妙な出来事に遭遇したことをきっかけに、この先の自身の未来を決める人生の選択に迫られることになる。
静かで孤独な海底を舞台に小型潜水艇を駆り、洞窟や難破船、水中施設を探索しながら、悲劇的な過去の出来事に繋がる秘密を解き明かしていくのだ。これはトラウマを克服し、自らを見つめ直そうとする1人の男の物語だ。
日本語有り
Sea of Stars
90年代の古き良きJRPGを彷彿とさせる、ドット絵が美しいロールプレイングゲーム。
邪悪な錬金術師フレッシュマンサーに対抗するため、太陽と月の力が融合した「蝕の魔法」を操る「至点の子」と呼ばれる2人の主人公をメインキャラクターに壮大な冒険の物語が描かれる。
本作を開発するSabotage Studioが手掛けた前作『The Messenger』と世界観を共有し、そのはるか昔の時代を舞台とした前日譚にあたる。2020年にKickstarter(クラウドファンディング)で圧倒的な支持を集めてプロジェクトを成功させた本作が今夏待望のリリースを迎える。
日本語有り
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