Indie Gemは、リリースを控える期待の作品群から明日を煌めく原石のようなタイトルを発掘し、デモ版を元に紹介していくコーナー!
『Goblin Cleanup』は、血とトラップがいっぱいのダンジョンを次の冒険者たちが来る前にキレイにする、最大4人協力プレイ対応のお掃除シミュレーションゲームだ。
発売日は未定だが、6か月~12か月の早期アクセス期間が予定されている。
記事執筆の時点で、プロトタイプの「PRE-ALPHA 0.1」バージョンをプレイ。デモ版はまだ公開されていないが、開発元のご厚意でゲームキーを提供していただけたので、さっそくプレイレポートをお届けしたい。
※追記(2024年1月18日)
Steamストアページからデモ版がダウンロードできるようになった!
※追記(2024年1月23日)
デモ版のトレーラーが公開!
お掃除ゲームと言えば、エイリアンに襲撃された施設を掃除するという設定の『Viscera Cleanup Detail』が代表的なタイトル。『Goblin Cleanup』ではトラップだらけのダンジョンが舞台となっており、作業中によくミスをして死亡し、血や肉塊が散らばって汚れが多々増えてしまうことが特徴的だ。

血や肉が飛び散るゴア表現はあるものの、可愛さとユーモアたっぷりのドタバタコメディ風。スライムをモップに刺して、血を拭いた後はミミックにパクッと食べさせて捨てる……というように、ダークなダンジョンでの清掃がコミカルに描かれるのだ。

調度品を運んで配置し直そう!
片付けるものは調度品、肉塊、血痕の3種類があり、残りの数が画面に表示されている。
ダンジョン内に散乱している調度品(タル、机、イスなど)は、念力のような力でつかんで宙に浮かせたまま運ぶことができる。その調度品にフィットする青いシルエットの場所に持って行こう。

肉塊をミミックに食べさせよう!
床に転がっている肉塊はつかんで宙に浮かせたまま、宝箱の姿をした「ミミック」の所まで運ぼう。ミミックに近づいて肉を食べさせればいいのだが、近づきすぎると自分まで食べられてしまう! ミミックにめがけて肉を投げたほうが安全だ。
あるいは、ミミックを背後から持ち上げることもできるので、肉塊に近づいて食べさせることもできる。口を開いたまま他のプレイヤーを食べてしまわないように気をつけよう!


血痕をスライムのモップで拭き取ろう!
血痕は床だけでなく、壁や柱にも付いている。肉塊を運ぶときに床や壁に当たると血痕が付いてしまうので注意が必要だ。
血痕を拭き取るに、まずはスライムを出す機械のレバーを引き下げよう。機械から放出されたスライムにモップを突き刺し、血痕を拭いていく。限界まで血を吸ったスライムは床などを血で汚してしまうので、その前にミミックに食べさせて処理するのだ。
たまに視界全体を「スキャン」して、血痕の位置を表すマーカーが残っていないかチェックしよう。



ダンジョンは危険なトラップだらけ!
ダンジョンのメイドたる者、これぐらいのトラップが避けられなくてどうする? ……と言いたいところだが、やはりメイドの道は険しい。巧みに隠されたトラップに気づかず、即死することがよくある。
死亡してもすぐリスポーン地点から復活できるが、死んだ場所には血と肉片がばら撒かれる。掃除するつもりが、かえって汚れを広げてしまうなんてことも……。そんなトラブルもワイワイ言いながら、はちゃめちゃな現場を楽しんでほしい。


今後のロードマップは?
筆者がプレイしたデモ版は「時間制限のない固定のダンジョン」のみで、クリーチャーなども存在しなかったが、ストアページによると「時間制限ありの自動生成ダンジョン」やクリーチャーも追加される予定だ。
掃除を完了させると報酬が手に入り、貯めたお金を使ってキャラクターをカスタマイズしたり、新しいダンジョンを解禁したりできるようだ。さまざまな衣装の男性・女性の姿にカスタマイズできるようになるとのこと。
みんなでワイワイお掃除できる日が今から楽しみだ。続報やデモ版が公開されるのを待とう!

基本情報 | Goblin Cleanup |
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開発 | Crisalu Games |
販売 | Crisalu Games |
配信日 | 未定 / 日本語有り |
定価 | 未定(Steam) |