※本作はパブリッシャーSurefire.Gamesと協働し、Indie Freaksが日本向けマーケティングの一部をサポートしています。
本日、ローグライト戦略RPG『Heroes of Eternal Quest』の発売日が、2024年1月24日になるとアナウンスされた。本作は『Loop Hero』に影響を受けたゲームシステムに、独自のデッキ構築ローグライト要素やリアルタイム戦闘、戦略的な拠点構築などの特徴を加えている。
また、以前よりSteamにて無料公開されているデモ版についても、日本語翻訳の品質を向上させるアップデートが行われ、より楽しみやすい形となっている。

ゲームの特徴
物語の舞台は、平和な世界が崩壊した後に現れた「破砕の塔」と呼ばれる巨大な多層建造物。さまざまな生物が各層に棲み着いているが、人類は最も貧しい最下層での生活を強いられている。この状況を打破するために、遠征と拠点拡張を繰り返して「破砕の塔」の最上層を目指すのが目的だ。
遠征では、第一層から攻略をスタートする。ステージにはループ型の道が用意されており、キャラクターは自動的に道を進んで周回を繰り返す。道中ではモンスターが発生し、倒せばステージに設置できる建造物やアイテムを入手可能だ。
先述したのとおり『Loop Hero』に影響を強く受けているようで、そちらをプレイした方ならすぐに理解できるシステムとなっている。

遠征で手に入れた資源を人類の拠点へと持ち帰れば、戦闘に役立つ施設を建築したり、新しいカードを入手したりできる。遠征中に出現するカードは、あらかじめセットした15枚のデッキの中から選ばれる。組み合わせれば効果が高まるものもあるようなので、デッキ構築型ゲームの楽しみもありそうだ。
また、本作の物語パートは一般的な2Dイラストで会話が展開されるが、遠征などでは可愛らしい3Dキャラクターが戦いを繰り広げる。


日本語ローカライズには課題も
今回の発表に合わせて、無料デモ版における日本語ローカライズもアップデートされた。カードの効果やスキルを把握するのには問題なかったが、物語パートの会話表現などにはまだ不自然な箇所が見受けられた。
製品版ではゲームシステムだけではなく物語も違和感なく楽しめるようになることを願いつつ、この点についてはIndie Freaksからもパブリッシャーを通じてフィードバックを送っていくつもりだ。
何にせよ、ゲームの基本的な流れや楽しさは十分体験できるデモ版となっているので、気になった方はぜひ一度チェックしてみて欲しい。個人的な話になるが、『Loop Hero』は大好きなインディーゲームの1つで、それに続くタイトルがほとんど出なかったように思うので、『Heroes of Eternal Quest』には心から期待している。

基本情報 | Heroes of Eternal Quest |
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開発 | Drakkar Game Studio |
販売 | Surefire.Games |
配信日 | 2024年1月24日 / 日本語有り |
定価 | 未定(Steam) |