2024年1月20日~1月21日に東京都立産業貿易センター 浜松町館にて「東京ゲームダンジョン4」が開催された。

東京ゲームダンジョンは2022年に初開催され、個人や小規模なチームが制作しているインディーゲームの展示会である。主催者は、「Unityのもくもく会」なども主催する岩崎 匠史氏。今回の開催は4回目となる。
本記事では、筆者が本イベントで試遊して気になったタイトルをご紹介しよう。

迫りくる敵をとにかく撃ちまくろう!
『SenpaiSurvivor』は、さまざまなモードで爽快感あふれる銃撃戦を楽しめるシングルプレイ専用のファーストパーソンシューター(以下、FPS)ゲームだ。
本作には、大きく分けて「ストーリーモード」と「エクストラモード」が搭載されている。ストーリーモードは、チュートリアルのようなもので出現する敵もあまり強くないので、操作方法を確認したい場合にオススメだ。
エクストラモードでは、初心者向けのモードから上級者向けのモードまで、さまざまなFPS歴の方が楽しめるモードが用意されている。


筆者は、まずストーリーモードをプレイさせてもらった。
ストーリーモードには、2つのステージが用意されている。プレイヤーは、ジョンソンという教官の指示に従いながら目標地点まで進み、弾丸を取りに行ったり標的を撃ったりする。
このモードをプレイしながら、自分の好みのセンシ(ゲームパッドやマウスの感度。スティックを倒したときにカメラが動く程度を表す)を設定するのがオススメなのだそう。

ストーリーモードでは、かわいい隊長と行動を共にする場面も。隊長の指示に従って現場を進もう。

敵は大まかに青い敵と赤い敵の2種類に分かれ、青い敵は弱いが、赤い敵は手強い。弾丸はプレイヤーのいる位置の近くに適時補充されるので、残りの弾数について気にする必要はない。どんどん撃ちまくろう。
また、本作では部位によって入るダメージは一律だ。つまり、ヘッドショットを狙うよりも、お腹でも胸でもいいのでとにかく身体に当てることが重要だ。エイムよりも反射神経や、状況に応じていかに素早く動けるか、その操作の正確性が求められるFPSゲームなのである。

続いて、エクストラモードに挑戦してみた。
エクストラモードでは、「エイム練習モード」や、1分間でできるだけ多くの敵を倒す初心者向けの「殲滅戦」、敵の攻撃をかわして3分間生き残ることを目指す上級者向けの「ハイスピードサバイバルモード」などがある。なお、上級者向けモードはかなり難易度が高いとのこと。


今回、エクストラモードの殲滅戦に挑戦してみた。殲滅戦では敵が攻撃してこないため、プレイヤーは一方的に攻撃できる。
とにかく敵を撃ちまくって倒すのが気持ちいい。だが、後半は敵に囲まれてしまってあえなくゲームオーバーとなってしまった。

自分がプレイしたいFPSゲームを作りたかった
本作の開発者である土器製造やさんによると、とにかく自分がプレイしたいゲームを作っているとのこと。例えば、キャラクターをかわいらしくしたり、気軽にストレス解消できるようにゲームモードを10分以内に設定したりなど、さまざまなこだわりが詰まっている。
エクストラモードで初心者から上級者まで幅広い層を想定した理由は、今回の東京ゲームダンジョンなどのような展示会で、より多くのプレイヤーに楽しんでもらいたかったからだそう。実際に、筆者もその爽快感につい夢中になってしまい、「もう一回プレイしていいですか?」と聞いてしまったほどである。
もし夏頃にイベントがあれば、本作をあらためて出展する予定だそうだ。本作に興味を持った方は、土器製造やさんのXをフォローしておこう。
発売に関しては今のところ未定であり、Steam版の発売を検討中とのこと。1人でFPSゲームを楽しみたい方や、ただ銃を撃ちまくりたいという方にぜひオススメだ。
基本情報 | SenpaiSurvivor |
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開発 | 土器製造やさん |
販売 | 未定 |
配信日 | 未定 / 日本語有り |
定価 | 未定 |