【東京ゲームダンジョン4】テクニックが試されるジェットパックで空島を目指せ!『ウルトラクライムジェットガール』ライター注目タイトル


朝比奈 / Asahina

2024年1月20日~1月21日に東京都立産業貿易センター 浜松町館にて開催された「東京ゲームダンジョン4」の出展作品より、筆者が注目する魅力的なタイトルをピックアップしてご紹介しよう。

なお、基本的にはリリース前の開発中のタイトルや、リリースから間もないタイトルを対象としている。

テクニカルな操作で高みへ登っていく

ウルトラクライムジェットガール』は、空島から落ちてきた壊れかけのジェットパックを背負い、女の子がはるか上空の空島を目指すアクションゲームだ。

方向指定とジェット噴射だけで縦型ステージを上方向へと登っていくのだが、壊れかけのジェットパックは数回もジャンプすればすぐ燃料切れとなってしまう。そこで、ステージ内を漂う敵に"体当たり"か"アフターバーナージェット噴射の炎)"を当てることで燃料を補給していくのだ。

アフターバーナーでしか倒せない色違いの敵もいるので適当にぶつかればいいわけでもなく、ときには思い切って横や下にも方向を変えるような、瞬時の判断とテクニカルさが求められる。

▲エフェクトの派手さと衝突時の音も気持ちいい

本作を手掛けたスタジオ"ァアアア"こと個人開発者のアシ氏によると、本作は"壺おじ"などの愛称で親しまれる『Getting Over It with Bennett Foddy』にインスパイアされたものだという。

難度の高い操作でステージを進んでいくが、わずかなミスでスタート地点まで戻されてしまうこともあり得るというアレだ。プレイヤーの腕にすべてがかかっていると言っても過言ではないが、そこに形容しがたい中毒性がある。

▲キュートなぽっちゃり眼鏡ガールも今後変更予定とのこと。実際に見せていただいた新ビジュアルもかわいらしかった。

本作はすでにユニークなものになっていると感じたが、今後はストーリー性を持たせたり、拠点に戻る要素を入れたり、新たなアクションを習得して遊びの幅が生まれるようにしたりする構想もあるとのこと。

その一端として、テストステージのクリア者向けに用意されていた開発中の新アクション「チャージ式のボム」を見させていただくことができたが、これは"待ち"の動作が加わるもので、アクションにより工夫の幅が広がっていると感じた。

要注目の『ウルトラクライムジェットガール』は、2024年末~2025年夏頃を目標に鋭意開発中だ。


基本情報 ウルトラクライムジェットガール
開発 ァアアア”
販売 未定
配信日 2024年末~2025年夏頃を予定 / 日本語有り
定価 未定(配信プラットフォーム未定)
Indie Freaks

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