『Staffer Reborn』は、超能力が存在する世界の1960年代アメリカを舞台とした推理アドベンチャーゲーム。自身の超能力によって死と復活の循環に囚われた男と、彼を救うために雇われた女性探偵の物語。『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』のスピンオフタイトルとなる。
本日公開されたSteamストアページによると、発売予定日は2024年4月26日。開発は韓国を拠点とするTeam Tetrapodが手掛け、UIと字幕が日本語対応で発売される。開発チームのブログによれば、想定プレイ時間は約2時間とのことだ。

シリーズ第1作の『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』は、およそ1年前の2023年4月30日に正式発売された。ロードマップによると、今年4月26日に「4つの言語追加支援」と記載されており、スピンオフの新作発売と同時に第1作も日本語に対応する可能性が高い。今まで韓国語にしか対応していなかったにも関わらず、Steamで1,400件以上のユーザーレビューを獲得して「圧倒的に好評」の人気作だ。
この1年、韓国のインディーゲームシーンでは推理ゲームブームと言ってもよいくらい新作が立て続けに制作されているが、先陣を切ったのがこのタイトルだ。

第1作が1960年代のロンドンを舞台にしていたのに対し、スピンオフの『Staffer Reborn』は同時期のアメリカが舞台となる。
依頼人は「中尉」と呼ばれる元軍人の男。若い頃は戦場にいて、何度も死んで蘇る自分の超能力に気づき、その後も戦場で銃撃に飛び込むようにして戦い続けた。
年老いた今はもう寿命が尽きて死のうとしているが、超能力により15分ごとに死と復活を繰り返してしまう。死にたくても死ねない状況だ。実際にゲーム画面でも、死ぬまでの残り時間、経過した時間、中尉のHPが表示されているため、この状況がゲームプレイにも関わってくるようだ。

プレイヤーは中尉に雇われた探偵となって、彼の超能力を調査し、永遠の死を迎えらえるように手助けする。中尉の周りの人々と会話し、部屋にある物を調べて、新しい情報を集めよう。明らかにした情報はファイルに記録されていく。
必要な情報をすべて集めたら、推理開始だ。中尉を取り巻く状況をよく把握して論理的に答えを導けば、新たな真実にたどり着くだろう。
韓国発の人気推理アドベンチャーゲームのシリーズ2作品が同時に日本上陸。4月26日を楽しみに待とう。


基本情報 | Staffer Reborn |
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開発 | Team Tetrapod |
販売 | Team Tetrapod |
配信日 | 2024年4月26日 日本語有り |
定価 | 不明(Steam) |