薄墨色のピクセルアートが魅力的! 都市伝説を調査するアドベンチャーゲーム『都市伝説解体センター』ブースレポート【BitSummit Drift】

ばんじーよこすか

2024/07/30

2024/09/14

2024年7月19日~21日(一般公開日は20~21日)にかけて、京都みやこめっせにて開催された日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit Drift(ビットサミット ドリフト)」の出展作品より、魅力的な注目タイトルをご紹介しよう。

BitSummit | 毎年京都で開催している日本最大級のインディーゲームの祭典 です / Japan’s Industry-Leading Independent Game Development Festival in Kyoto
毎年京都で開催している日本最大級のインディーゲームの祭典 です / Japan’s Industry-Leading Independent Game Development Festival in Kyoto

都市伝説の調査・回収をしよう

都市伝説解体センター』は、普段見えないモノが見えるようになるメガネをかけて、能力者と一緒に都市伝説の正体を調査・回収するアドベンチャーゲームである。開発は、『和階堂真の事件簿』で知られるHakababunkoが手掛ける。

物語の主人公は、怪異や場所の記憶などがうっすらと見える能力を持つ福来あざみ。彼女は街で「都市伝説解体センター」のポスターを見つけその場所を訪ねると、センター長の廻屋渉という男と出会う。都市伝説解体センターとは、普通の警察では対処できない事案を扱っている怪異探偵事務所のようなものだという。

彼は福来あざみに1つのメガネを手渡す。それは、怪異の場所や記憶がはっきりと見えるようになるメガネだった。やがて、彼女はこのセンターの新人バイトとして、このメガネを活用しながら怪異の調査を始めることになる。

Steam:都市伝説解体センター
呪いの箱、事故物件、異界... 「都市伝説」の正体とその向こう側にある真実... 呪物、怪異などの調査・回収を行う『都市伝説解体センター』。 その調査員である主人公が、能力者の廻屋歩とともにさまざまな依頼を解決していく、アドベンチャーゲームです。

今回、ブースでプレイさせていただいたのは、「呪いの椅子」というエピソード。福来あざみは、都市伝説解体センターで何気なく椅子に座ったところ、身体に痛みが走った。廻屋によると、その椅子は呪われた椅子なのだという。その呪われた椅子について調査を開始することとなった福来は、メガネを付けたり外したりしながら、センターにある資料や怪異を調べていく。

▲センター長、廻屋
▲メガネをかける主人公福来あざみ
▲赤い人影が見える…!

一通り調査が終了したら、調査内容をまとめてセンター長廻屋に報告しよう。過去の研究内容や怪異の様子などを手掛かりにして、下のスクリーンショットのように、呪いの椅子の正体を解き明かしていく。

このような本編以外にも、調査メモや人物相関図、都市伝説、データベースが確認できた。このようにデータを集めて読んでいくのも楽しそうだ。

▲調査結果を基に仮説を立てていく
▲調査メモ。進捗を確認できるページのようだ
▲右下のマスコットは、本作のマスコットキャラクターであるトシカイくん

本作はビジュアルも非常に印象的だ。全体的に薄墨色を基調とし、アクセントとして赤色が使われたピクセルアートで描かれている。キャラクターの顔が画面いっぱいに表示されるシーンと、キャラクターたちを遠くから映すシーンの対比も特徴的だ。さらに、メガネの有無で見えるモノが変わる演出など、視覚的なギミックが巧みに使われている。

また、今回は試遊できなかったが、SNSを探索して都市伝説を解明するエピソードも含まれているという。これまで都市伝説が題材のゲームはいくつか発売されてきたが、一度見たら忘れない印象的なビジュアルと、令和の時代ならではのSNSといった題材を取り入れた本作は、他のゲームとは一線を画す存在となりそうだ。

本作は、2024年内に発売予定。都市伝説やオカルトマニアの方はもちろん、ミステリーアドベンチャーが好きな方はウィッシュリストに登録しておこう。

Steam:都市伝説解体センター
呪いの箱、事故物件、異界... 「都市伝説」の正体とその向こう側にある真実... 呪物、怪異などの調査・回収を行う『都市伝説解体センター』。 その調査員である主人公が、能力者の廻屋歩とともにさまざまな依頼を解決していく、アドベンチャーゲームです。
基本情報 都市伝説解体センター
開発 Hakababunko
販売 SHUEISHA GAMES
配信日 2024年 / 日本語有り
定価 未定(Steam
未定(Nintendo Switch)

この記事で紹介されているゲーム

都市伝説解体センター

アドベンチャー

日本語対応

和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE

アドベンチャー

インディー

カジュアル

日本語対応
¥1,564
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発売日2025年2月13日
ジャンル
アドベンチャー

カテゴリ
シングルプレイヤー
Steam実績
フルコントローラサポート
Steamクラウド
ストアページリンク

都市伝説解体センター

呪いの箱、事故物件、異界... 「都市伝説」の正体とその向こう側にある真実... 呪物、怪異などの調査・回収を行う『都市伝説解体センター』。 その調査員である主人公が、能力者の廻屋歩とともにさまざまな依頼を解決していく、アドベンチャーゲームです。

怪異を解き明かすミステリーアドベンチャー

怪異、呪物、異界などの調査・解体を行う、都市伝説解体センター。

主人公の福来(ふくらい)あざみは、都市伝説解体センターのセンター長であり、国内屈指の能力者である廻屋渉(めぐりやあゆむ)とともに、"都市伝説"絡みの依頼を解決していくことに……。

本作は、インターネット上に飛び交ういくつかの都市伝説をテーマに、推理ミステリーのようなシナリオと、サイケデリックなピクセルアートで紡ぐ、連続ドラマ形式のアドベンチャーゲームです。

プレイヤーは、福来あざみとして現地での聞き込みと状況証拠、そしてSNSの書き込みなどを集めながら、都市伝説の調査を行ううち、都市伝説の真相、そして怪異に遭遇した依頼者たちの過去を明らかにしていきます。そして、"解体"の先にあなたを待ち受ける、予測不能な真実とは……?

都市伝説解体センターは、巷やSNSにあふれる都市伝説について、現地調査とネット調査に加え、センター長である廻屋渉の千里眼によって様々な調査を行い、それらの収集を行う民営の専門機関です。

福来あざみ(ふくらいあざみ):

本作の主人公。都市伝説解体センターの新人バイトとして調査を行ううち、怪異に巻き込まれる。メガネを通して人間の念や場所の記憶などを視ることのできる能力者。

廻屋渉(めぐりやあゆむ):

都市伝説解体センターのセンター長であり、日本屈指の能力者。車椅子のため現場での調査はできないが、千里眼によって怪異の正体を見抜くことができる。

ジャスミン:

本名は止木休美(とまりぎやすみ)。都市伝説解体センターの現場調査員。やる気のないバイトに見えるが、運転、格闘、諜報などのスキルに長けた人物。

墓場文庫

日本のゲームクリエーターチーム。

ミステリーに精通したメンバーが中心となり、アドベンチャーゲームを制作している。

新しい表現としてのドット絵が特徴。

代表作は『和階堂真の事件簿』シリーズ。

Google Play Indie Games Festival 2021にて、集英社ゲームクリエイターズ CAMP賞を受賞したことで、集英社ゲームズと『都市伝説解体センター』を開発。

【クリエイターコメント】

都市伝説って、もしかしたら本当かもしれないし、ただのウワサかもしれないけれど、そのどちらか分からないところに強い魅力があると思いませんか。このゲームも、そんなウワサのように人々の間で広がり、語り継がれるようなものを目指して作りました。

都市伝説に魅力を感じている方、真実か嘘かを見極められる自信のある人は、ぜひ都市伝説解体センターで働いてみませんか?都市伝説解体センターは、非常にアットホームな職場ですヲ縺?。未経験者歓迎?▽繧!必要なのはやる気と笑顔縺?▽繧?壼共縺ォ菴ソ縺」縺ヲ縺?早くk髮サ霆翫↑縺ョ縺ァ縺吶おイ′縲∝?デ遞九°繧?0蛻