2024年7月19日~21日(一般公開日は20~21日)にかけて、京都みやこめっせにて開催された日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit Drift(ビットサミット ドリフト)」の出展作品より、筆者が注目する魅力的なタイトルをピックアップしてご紹介しよう。
なお、基本的にはリリース前の開発中のタイトルや、リリースから間もないタイトルを対象としている。


古典的なベルトスクロールとアクションの融合
『Ghost Vanguard』は、スタイリッシュアクションとローグライク要素を組み合わせたベルトスクロール型の2Dアクションゲームだ。日本のゲーム開発スタジオ"WOMBO COMBO GAMES"が手掛ける。
プレイヤーは多彩な剣技を振るう主人公を操り、モンスターがひしめくダンジョンの奥底に待ち受ける強大なボスの討伐を目指す。会場ブースでは、本作のどこか懐かしい雰囲気に惹かれて試遊体験版をプレイした。


先述のとおり、本作の主軸となるのは戦闘とダンジョン探索で、一定の広さを持ったフロアからフロアへとモンスターを倒しながら進んでいくこととなる。これは『Hades』のようなスタイルをイメージしているとのこと。
今回の体験版では主人公は直剣を持っていたのだが、素早い連続攻撃からのコンボや打ち上げからの切り下ろし、ダッシュからの突き攻撃など想像していたよりもアクションが豊富。

『Devil May Cry』シリーズのようなスタリッシュアクションを目指しているそうで、どうりでアクションのつながりが意識されているように感じたのも頷ける。
それに応じるかのように、雑魚モンスターであっても意外と歯ごたえがあり、油断して思わぬ反撃を受けてしまったり、盾持ちで攻めあぐねてしまったりと一筋縄ではいかない相手も。戦いの楽しさが醍醐味でもあるので、バリエーション豊富なのは嬉しいところ。

探索中に宝箱を発見できれば、武器やブーツに装着して特殊な効果を発揮できる「刻印」や、さまざまな効果を持つ「レリック」を入手可能。運も絡むところではあるものの、これが主人公の強化につながっている。
さらに、スクロールを入手すればMPを消費して強力な魔法を放つことも可能。主人公の武器も直剣以外に大剣・細剣の種類があり、その中には魔法重視の剣というのもあるそうなので、ビルド構築にも一役買えそうなのは面白い要素だ。

ブースでは、代表の金 培明氏からお話を伺うことができた。今回の体験版の内容はアクションに触れてもらうためのもので、製品版に向けてさまざまな構想を持っているそうだ。
やはり古き良きゲームに憧れているところがあるそうで、探索中には例えば『ファイナルファイト』に登場した車破壊のようなミニゲーム的な要素が楽しめる小部屋があると、より面白みが増すのではないかと語られていた。

また、直接的なストーリー描写は抑え、ゲーム内アイテムのフレーバーテキストなどからその一端に触れられるような仕組みにしたいそうで、そうしたものから世界観や主人公自身の秘密が徐々に明らかになっていくところも魅力。
既に開発期間は5年を超え、まだあと2年ほどかかるとのことだったが、どういった完成形となるかが今から楽しみだ。『Ghost Vanguard』は、2026年のリリース予定で鋭意開発中だ。
基本情報 | Ghost Vanguard |
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開発 | WOMBO COMBO GAMES INC. |
販売 | WOMBO COMBO GAMES INC. |
配信日 | 2026年 / 日本語有り |
定価 | 未定(Steam) |