本稿は、パブリッシャー GRAVITYの最新タイトルをご紹介するタイアップ記事です。
『FINAL KNIGHT』は、パーティーを編成してモンスター討伐のクエストに挑むベルトスクロールアクションゲームだ。開発元は2OClocksoft。
本作は以前からプロローグ版として『Final Knight: Prologue』を無料で配信し、改善が続けられてきたタイトルだ。そして、製品版が2025年1月13日に早期アクセスでリリースされた。
早期アクセス版を先行プレイさせていただくことができたので、本記事では、ゲームの特徴と基本的な流れ、早期アクセスのロードマップをご紹介したい。

ベルトスクロール+パーティ強化+モンスター狩り
本作は、ベルト状のフィールドで敵と味方が入り乱れて戦うスタイルのアクションゲームに、9種類の「クラス」に属するキャラクターでパーティを編成する要素が加わったものとなっている。ファイター、ウィザード、クレリック、ローグなどのクラスと、装備品や「フィート(特性)」を選んでキャラクターを強化していこう。
パーティは4人編成。1番目と2番目のキャラクターを切り替えながら戦う1人プレイと、オフライン2人協力プレイのどちらかを選んで遊べる。3番目と4番目のキャラクターは直接操作するのではなく、自動で行動する。

さらに、本作には「モンスターハンティング」の要素が盛り込まれている。ボスモンスターを捕獲するわけではないのだが、討伐して集めた素材で装備品を一式作るとセット効果が得られる。巨大なボスは頭や足などの部位に分かれており、頭部を攻撃し続ければ気絶させられるといった攻略法がある。先行作品でお馴染みのシステムを、パーティの強化やベルトスクロールアクションと組み合わせているのだ。
戦場を進みながら強化していくローグライト
本作のローグライト要素についても触れておこう。クエストでは、分岐したマップが自動生成され、ルートを選んでボスのエリアを目指していく。止まったマスの種類に応じて、パーティメンバーの募集、装備品やスキルの強化など、さまざまな報酬が手に入る。
道中で得た装備品や仲間は一時的なもので、敗北すると失われて拠点からやり直しとなってしまう。やられないように緊張感を保ちつつ、パーティを増強して敵を圧倒しよう。

パーティーの主力として大暴れしよう
では、ゲームを開始してからの流れをご紹介しよう。まず、チュートリアル的な最初のステージに挑むキャラクターを1人選ぶ。のちに拠点でパーティを編成し直すことができるので、ここであまりキャラクター選びに迷う必要はない。

基本攻撃に加え、3つのボタンに割り当てられたそれぞれのスキルを使って戦おう。3つのうち最も強力なスキルは「究極技」と呼ばれる。強力なスキルを放ち、クールダウンが完了したらまたスキルで一気に攻め立てる、激しいバトルが繰り広げられる。
さらに、生き残るために重要な回避や消費アイテムを使いこなそう。微量に体力を回復するスキルも存在するが、基本的には手動でアイテムを使って回復することになるだろう。

仲間に指示を出して強敵を攻略
ボタンを押すと「戦術モード」に切り替わり、パーティーメンバーの再配置などを指示できる。細かく指示を出さなくても勝てるときはよいが、ボスが強力な攻撃の予備動作に入ったときは、仲間を後方に下げたりして対処が可能だ。
戦術モードはやや特殊な操作方法となっていて、移動先の地点にカーソルを合わせ、メンバー3人にそれぞれ対応したボタンを押すと瞬間移動させることができるような形だ。このとき回復薬や究極技の指示も可能。体力がゼロになって倒れた仲間は、近づいて復活させよう。
戦術モード中に操作キャラクターを切り替えることもできる。また、戦術モードのボタンを短く押すだけでも素早く交代できるので、2人のキャラをこまめに切り替えながらプレイするのも楽しい。

拠点で準備してからクエストに挑もう
クエストに出発する前に、拠点でいくつか準備ができる。まずは4人編成のパーティーを組み、操作したいキャラを1番目と2番目に並べよう。次に「陣形」を選んでメンバーを前衛と後衛に分け、陣形による能力値補正を受けることで、各自の役割がはっきりとしてくる。

さらに、先述の装備品の製作ができる。素材は各クエストのボスから手に入ることがほとんどのようだ。ウォーマシンセット、オーガセット、ドレイクセットのようにボスの名前が付いたセット装備が製作可能だ。欲しい素材のボスのクエストを何度もクリアして、集めた素材で装備品を充実させていこう。
道中で手に入れた装備品は、そのクエストだけの一時的なもの。他のクエストに持ち込んでずっと使える装備品を素材から製作しておくことが、戦力の増強には欠かせない。

新たなボスが待ち受けるクエストの数々
本作のクエストはウォーマシン、オーガ、ドレイクといったボスごとに用意されているようだ。ボスを倒してクエストをクリアすると「ユニーク装備」が手に入り、次のクエストが解禁される。パーティーに編成できるキャラクターも追加されていき、戦略の幅が広がって楽しみも増えてくる。
ボスが持つ特有の行動パターンを知り、戦略を練ってパーティーを編成するのが本作の醍醐味と言えるだろう。例えば、頭部が巨大で狙いやすいボスには、重たい打撃武器で殴り続けて「スタン値」を蓄積させ、ボスが気絶した隙に一斉に攻撃する戦法が有効だ。どんなスタイルで戦うかを考えながら、装備品やフィート(特性)も吟味して、シナジーを生み出そう。

気になるボリュームと今後のロードマップは?
ストアページによると、隔週で新しいダンジョンが追加され、合計6種類のダンジョンが早期アクセス版で追加される予定だ。プロローグ版で遊べた4種類のダンジョンと合わせて10種類ということだろう。
早期アクセスの期間は約6か月間とも発表されており、新ダンジョンのほかにも、ボスモンスターの「亜種」の追加や、ストーリークリア後に遊べる「アセンションモード」の追加などが計画されている。アセンションモードでは、少しずつ難易度が上がり、報酬としてレジェンド級のアイテムが獲得できるという。

最適なビルドを編み出したいのが好きな方にオススメ!
序盤をプレイしてみたところ、アクションゲームとしての操作説明に加え、パーティー編成のゲームシステムも理解していく必要があって少し戸惑ったものの、最初から選べるクエストを何周かしたあたりで慣れてきた。序盤は初期編成のまま戦っても困らないので、パーティ編成については少しずつ覚えていけばよさそうだ。
本作は、スキル、装備品、フィート(特性)などの特徴をつかんで強力な組み合わせを見つけるのが好きな方々に、ぜひプレイしてみていただきたい。本作はどの要素がダメージ増加に効いているのかを確かめながら、さらに強いビルドを追求していくと、楽しさの倍率も上がっていくゲームだ。
1人プレイでも複数のキャラを操ってモンスターハンティングが楽しめて、しかもパーティの編成と強化の要素もあるという夢のあるゲームだと感じたので、どっぷり浸かって楽しんでみていただきたい。
基本情報 | FINAL KNIGHT |
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開発 | 2oclocksoft |
販売 | GRAVITY |
配信日 | 2025年1月13日 / 日本語有り |
定価 | 1,600円(Steam) |