2025年6月18日、インディーゲーム制作スタジオ"ZephyrStudio(ゼファースタジオ)"は、同年8月3日に東京・浜松町にて開催されるインディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン9」にて、"かわいそうはかわいい"をテーマにしたプチオンリーイベント「かわいそかわいい島 in 東京ゲームダンジョン9」を開催することを発表した。
なお、本企画はあくまで出展サークル側が独自に開催している非公式企画となるため、東京ゲームダンジョン運営事務局への問い合わせは行わないように注意してほしい。


かわいそかわいいをもっと見たいあなたへ送る観光ツアー
先述のとおり、本企画のテーマは「登場キャラクターがかわいそうな目にあってしまう! でもそれが愛おしい!」、つまり「かわいそうは、かわいい」だ。
ゲームの登場キャラクターが何かとひどい状況に陥りやすく、かわいそうな目にあってしまっていることが無性にかわいく見えてしまう(ことがある)。そんなある種の嗜好を表したこのフレーズを、一種のミームとしてご存じの方もいらっしゃるかと思うが、そうした要素を持ったタイトルを集めたものが本企画の中身となる。

本企画は東京ゲームダンジョンにおいて過去2回開催されており、今回で3回目を数える。当日の会場では、本企画に参加しているゲームタイトルの出展ブースを巡る「スタンプラリー企画」を実施。
来場者はいずれかの出展ブースでスタンプラリー用の台紙をもらい、ゲームの試遊、Steamのウィッシュリスト登録、SNSフォロー、グッズ購入などを通じてスタンプを集めることで会場限定の特別な景品をゲットできる。景品の内容は毎回異なるが、今回は参加タイトルをモチーフにした「代償少女モチーフ対戦カードゲーム『代償比べ』」カードセットを用意。
このカードセットは、実際に遊べるだけではなく、各タイトルの魅力を活かした効果やフレーバーテキストが楽しめる特別仕様になるという。

今回の「東京ゲームダンジョン9」では308枠のブース出展が予定されており、一般来場される方にとってはどこから回ろうかと迷ってしまうこともあるだろう。そんな時に、今回のような企画を1つの目安としてみても良いかもしれない。
なお、イベント開催日まではまだ日にちがあるので、最新情報は企画公式サイトにてチェックしてほしい。
参加タイトル(本稿の執筆時点)
企画継続のためクラウドファンディング実施中
本企画「かわいそかわいい島」は、これまで主催であるゲーム制作サークル"ZephyrStudio(ゼファースタジオ)"代表の湊あおい氏のポケットマネーによって運営費が賄われてきたが、より多くの来場者に楽しんでもらえる体験を作るため、現在Ci-en(※)にて運営資金を募るクラウドファンディングが実施されている。
※Ci-en(シエン)は、日本のクリエイター支援プラットフォームで、主にクリエイターがファンから継続的な金銭的サポートを受けるためのサービス。


集まった資金の用途は、イベントのクオリティ向上と参加サークルの負担軽減に活用されることとなり、具体的には、メインビジュアルの制作やスタンプラリー台紙・景品のデザイン・制作費用に充てられるとのことだ。
なお、目標金額が設定されているが、それに達しない場合でも集まった支援金がプロジェクト実施者に引き渡される「All-in方式」が採用されているため、支援者の想いは確実に本企画に活かされることとなる。
詳細はCi-enの「プロジェクトページ」にてご覧いただければと思うが、これまでも、そして、これからの活動を応援したいという方は支援を検討してみてはいかがだろうか。

基本情報 | かわいそかわいい島 |
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公式サイト | www.zephyrstudio.jp/kawaiso-kawaii-island |
主催 | ZephyrStudio(ゼファースタジオ) |
湊あおい(@MinatoAoi_0610) |