“かわいそうは、かわいい”が集う非公式企画第4弾！「かわいそかわいい島 in 東京ゲームダンジョン10」開催決定――クラウドファンディングも実施中

2025年8月29日、個人ゲーム制作サークル"ZephyrStudio（ゼファースタジオ）"代表・湊あおい氏は、同年11月9日に東京・浜松町で開催されるインディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン10」にて、"かわいそうでかわいい"をテーマとしたプチオンリーイベント「かわいそかわいい島 in 東京ゲームダンジョン10」を開催するとともに、開催支援のクラウドファンディング開始を発表した。

なお、本企画は出展サークルが独自に開催する非公式企画であるため、東京ゲームダンジョン運営事務局への問い合わせは行わないよう留意してほしい。

かわいそかわいいをもっと見たいあなたへ贈る観光ツアー

先述のとおり、本企画のテーマは「登場キャラクターがかわいそうな目にあってしまう――だが、それが愛おしい」、つまり「かわいそうでかわいい」だ。

ゲームの登場キャラクターが理不尽な状況に陥り、かわいそうな目にあってしまう姿が、時として無性にかわいく見えてしまうことがある。そうした嗜好を端的に表したフレーズが「かわいそかわいい」だ。一種のミームとして知っている読者も多いだろう。本企画は、まさにその要素を持つタイトルを集めたものだ。

本企画は「東京ゲームダンジョン7」から始まり、これまでに3回開催されてきた。今回で4回目を迎え、当日の会場では参加作品の出展ブースを巡る「スタンプラリー」が実施される予定。

来場者はいずれかの出展ブースでスタンプラリー用の台紙を受け取り、ゲームの試遊やSteamのウィッシュリスト登録、SNSフォロー、グッズ購入などを通じてスタンプを集めることで、会場限定の素敵な景品（※）を入手できる。

今回の「東京ゲームダンジョン10」では300枠を超えるブース出展が予定されており、会場全体をどう回るか迷うこともあるだろう。そんな時には、本企画を回遊の目安の一つとしてみるのも良いかもしれない。

※過去のスタンプラリー景品には、カードバトルADV『代償少女』をモチーフとした対戦型ボードゲーム（カードセット）や、参加作品のキャラクターをあしらった缶バッジセットがある。

参加タイトル（本稿の執筆時点）

開催支援のためのクラウドファンディングを実施中

本企画「かわいそかわいい島」は、これまで主催であるゲーム制作サークル"ZephyrStudio（ゼファースタジオ）"代表・湊あおい氏のポケットマネーによって運営費が賄われてきた。しかし、より多くの来場者に楽しんでもらえる体験を実現するため、Ci-en（※）にて開催支援を目的としたクラウドファンディングが実施されている。

※Ci-en（シエン）は日本のクリエイター支援プラットフォームで、主にクリエイターがファンから継続的な金銭的サポートを受けるためのサービスだが、クラウドファンディング形式の支援も可能。

**▲キャンペーンの詳細や具体的なリターンは、Ci-enをチェックしてほしい**

集まった資金の用途はイベントのクオリティ向上と参加サークルの負担軽減にあてられる。具体的には、メインビジュアルの制作やスタンプラリー台紙、景品のデザイン・制作費用などに活用される予定だ。

なお、本プロジェクトは目標金額を設定しているが、未達成の場合でも集まった支援金が実施者に引き渡される「All-in方式」が採用されている。そのため、支援者の想いは確実に本企画に反映されることとなる。

これまでの活動、そしてこれからの取り組みを応援したいという方は、支援を検討してみてはいかがだろうか。

基本情報	かわいそかわいい島
公式サイト	www.zephyrstudio.jp/kawaiso-kawaii-island
主催	ZephyrStudio（ゼファースタジオ）
	湊あおい（@MinatoAoi_0610）

ライター：朝比奈 編集：LayerQ

Live2Dフルアニメーション×360度パノラマ探索で、“ヤンデレがそこにいる”体験を。
動かない瞬間は1秒たりとも存在しない。
インディーでしか許されない、背徳極まる“癖(ヘキ)”の断面図。

【STORY】

記憶を失い、見知らぬ部屋で目覚めたあなたは――手足を切断されていた。
あなたを知らない人の名で呼び、恋人のように扱ってくる隻腕の男・“四肢削ぎ魔”。

己の手足を奪った相手からの献身的な介護、だが一歩間違えば殺される……
恐怖とストックホルム症候群の間で揺れ動く、初見殺しの監禁介護生活が始まった。

【ゲーム配信とファンアートのガイドライン】

『欠損失愛』では、ゲーム実況とファンアートを歓迎しています！
個人・法人を問わず、許諾なしで配信可能、収益化OKです。
ストーリーの最後まで配信可能ですが、一部収集要素のコンプリートを制限する予定です。
動画投稿の際は、作品名の明記、公式サイトまたはSteamストアページへのリンクをお願いいたします。
ファンアート投稿の際は、作品名の明記やハッシュタグ「#欠損失愛」を使用いただけると嬉しいです。

【SYSTEM】

振り返ると突然ヤンデレ男が現れた！ ――そんな“パラノマサイト”ライクな死角からの恐怖。
さらに、そのままヤンデレ男が歩み寄ってきて、あなたを見つめてくる……！？
高可動域Live2Dを極めた本作でしか得られない、あなたとの距離を一歩縮めるホラー×恋愛体験。

手足を失い、首輪で拘束されたあなたは、歩き回って探索することすら不可能。
パノラマを見回してポイントクリックで観察し、四肢削ぎ魔に取り入る手がかりを探しましょう。
ただし、本棚の本一つ読むのにも、四肢削ぎ魔を上手く言いくるめて手伝ってもらうことが必要不可欠です。

「四肢削ぎ魔×欠損ヒロイン」というインモラルなコンセプトにより、一人では生きられないあなたとヤンデレ男との共依存、絶望的な状況を濃く描きます。

ヤンデレ男との噛み合わない会話では、従順に振る舞えば上手くいくとは限りません。
憎しみを込めて、正論パンチで殴ったり、ひたすら暴言を吐いてもいい。
あなたが罪悪感を抱く必要はありません。だって彼は犯罪者ですから。
四肢削ぎ魔は、どんなあなたにも“限界まで”尽くしてくれます。

「監禁だけじゃ物足りない！」
そんな貴女のＳとＭをどちらも満たす、インディーゲームだから体験し得る“癖(ヘキ)”に特化した乙女ゲームです。

様々な死に様を楽しめる数十種類のデッドエンドを始め、マルチエンディングのストーリー。
デッドエンドを迎える度に入手できる“キーワード”で、死ねば死ぬほど四肢削ぎ魔のキャラクターが掘り下げられます。
予想外のリアクションに恐怖し、絆され、時にはツッコミを入れながら、感情のジェットコースターを楽しめるアドベンチャーゲーム版の「死にゲー」です。

主人公の名前入力に加え、髪型・目つき・眉毛を選べるキャラエディット機能を搭載。
日本語では主人公の一人称を選択、または自由入力できます。
「ボク」や「オレ」などの中性的な一人称も設定可能。

身体欠損を始めとするショッキングな描写はマイルドにすることができます。

【CHARACTER】

〈四肢削ぎ魔〉
あなたの手足を切断し、監禁――もとい献身的に介護する猟奇犯罪者。
あなたを知らない人の名で呼び、恋人のように振る舞ってくる。
自身も隻腕で、真っ赤なマニキュアの不気味な義手を着け、欠損に歪んだ執着を抱く。
クールで退廃的な雰囲気だが、恋人について話す時は不器用にはにかんでみせる。
監禁介護生活を「やめる」か迷っており、きっかけがあればあなたを処分しかねない一触即発の末期鬱。

〈あなた〉
四肢欠損・記憶喪失となってしまった主人公。
手足がないせいで日常生活すら送れないため、四肢削ぎ魔の介護がないと生きていけない。
四肢削ぎ魔が先に死んでしまっても、あなたは何もできず餓死するだけ。

【Q&A】

Q. これは乙女ゲームですか？
A. はい。ですが、性別を問わずお楽しみいただけます。
本作の攻略対象は男性(1名のみ)となりますが、チヤホヤされるだけの溺愛ではなく、Live2Dアニメーションをフル活用した心揺さぶるゲーム体験とストーリーを重視しています。

ヤンデレ男との噛み合わない会話は、時に意味深だったり、シュールに見えることもあるでしょう。
理不尽な死の数々に“わからせ”られる欠損ヒロイン(性別不詳)を愛でたり、
ストーリーを考察したり、シリアスな笑いにツッコミを入れる楽しみ方もできる、ゲーム実況向けの作品です。

Q. このゲームはフルボイスですか？
A. 体験版(第1話)はフルボイスの予定です。本編にもより多くのボイス実装を目指していますので、応援いただけると嬉しいです！
主人公はボイスなしで、攻略対象「四肢削ぎ魔」のボイスは日本語のみとなります。

Q. ホラー描写はどの程度ですか？
A. 振り返るとヤンデレに遭遇する・突然無音になるなどのジャンプスケア演出を含みます。
リアルな怪物のグラフィック・大音量の悲鳴などの過激な演出はありません。
(本作がリスペクトさせていただいているゲームが平気な方は大丈夫なはず！)

Q. メタ要素・ループもの要素はありますか？
A. 本作はループものではありませんが、セーブデータという名の記憶を引き継げるちょっとした理由があるかもしれません。
ストーリーのメインではありませんので、メタ要素を期待して本作を購入することはおすすめできません。

Q. グロテスク・ゴア描写はどの程度ですか？
A. 身体欠損や自殺など、ショッキングな描写を含みます。
流血を伴う身体切断など、直接的なゴア描写はありません。
身体欠損を始めとするショッキングな描写はマイルドにすることができます。

Q. 性的描写はどの程度ですか？
A. “四肢削ぎ魔”は貞淑で下ネタが大の苦手です。
歪な共依存を育くめば、そんな彼にセクハラできるかもしれません。

Q. 同じ開発者の作品『Romp of Dump』との関係は？
A. 『欠損失愛』は、クズ囚人観察ADV『Romp of Dump』のif世界線を描いた物語です。
初めての方は、事前情報なしで『欠損失愛』を遊ぶと最大限の驚きで楽しめます！
クリア後に『Romp of Dump』を遊べば、四肢削ぎ魔のクズエピソードがさらに充実します！

【CREDIT】

キャラクターボイス

四肢削ぎ魔役：Coming Soon!

デザイナー

タイトルロゴデザイン：Sonoda

Steamストアページ翻訳

英語校正：Leo BERTIN, Erin LAVAUX (Tawaci™️ Media).
簡体字＆繁体字：flankoi