2025年9月13日、協力型アクションパズル『PICO PARK:Classic Edition』がついにオンラインマルチプレイに対応した。8月に事前告知されていたアップデートで、Steamでのリリースから実に9年越しのオンライン対応となる。
これまで本作はオフライン専用(ローカルマルチプレイ)で、オンラインで楽しむにはシリーズ後継作である『PICO PARK』『PICO PARK 2』を選ぶ必要があったが、今回のアップデートでClassic Edition単体でもオンラインマルチプレイが可能になった形だ。
また、ピクセルアートについても『PICO PARK』『PICO PARK 2』に合わせてブラッシュアップされている。


全22ステージある本作は、プレイヤー全員が力を合わせて「鍵を取る→扉を開ける→全員でゴールする」という条件を満たすことでステージクリアとなるが、道のりは一筋縄ではいかない。各ステージには、
- 押す/引く:大きなブロックを全員で動かして足場を作る
- 積み上がる:仲間の上に乗って高所へジャンプ
- タイミングを合わせる:全員で同時にスイッチを踏む
- 分担作業:離れた場所で同時にレバーを操作する
――といった協力プレイ必須のギミックが次々登場。人数が増えるほど動きはにぎやかになり、計画通りにいかないハプニングすら盛り上がりの一部だ。


各ステージは参加人数に応じてレイアウトが自動調整され、最低2人から最大10人まで対応。少人数ならじっくり考えるパズルとして、大人数なら笑いが絶えないパーティゲームとして楽しめるだろう。さらに、スマートフォンをコントローラーとして使える「TecoGamePad(Google Play, App Store)」に対応しており、コントローラー不足でもすぐにプレイ可能だ。
現在は無料配信中だが、今回のオンライン対応アップデートから1週間程度で有料化される予定(価格未定)。Classic Editionでしか遊べないステージも収録されているため、気になる人は今のうちに入手しておくとよいだろう。
基本情報 | PICO PARK:Classic Edition |
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開発 | TECOPARK |
販売 | TECOPARK |
配信日 | 2016年4月28日 |
2025年9月13日(オンライン対応) | |
言語 | 日本語有り(※) |
価格 | 有料化予定(Steam) |
※Steamストアページの対応言語リストには日本語が含まれていないが、実際には言語設定で日本語を選択することで一部テキストは翻訳される。
ライター:朝比奈
編集:LayerQ