ロープを利用したアイデアが攻略の鍵! 可愛い世界観で繰り広げるパズルアクションゲーム『ロープくんアドベンチャー 』ブースレポート【TGS2025】

セン星人

2025/10/12

2025年9月25日~28日に、千葉県・幕張メッセにて開催の「東京ゲームショウ2025(以下、TGS2025)」の出展タイトルから、筆者が注目する魅力的なタイトルをピックアップして紹介しよう。

なお、基本的には今後リリース予定の開発中のタイトルや、ローンチから間もないタイトル、早期アクセス中のタイトルを対象としている。

TOKYO GAME SHOW 2025 - 東京ゲームショウ2025
延べ600万人以上が来場した日本最大級のゲームの祭典!幕張メッセにて9/25-28にて開催!今年のテーマは「遊びきれない、無限の遊び場」。

ロープならではの動きを利用してパズルに挑戦

ロープくんアドベンチャー』は、個人で活動するインディーゲーム開発者「Kei26」による、ロープをあやつるというシンプルなアイデアでさまざまなステージをクリアするパズルアクションゲームだ。

「ロープくん」という名のとおり、ロープをモチーフした主人公を操作して世界を冒険していく。見た目はゆるいデザインながら、ロープならではの「伸びる」「絡まる」「ぶら下がる」といった挙動がゲーム性の核となっており、プレイヤーはロープくんを自在に操り、崖を越えたり仕掛けを解いたりしながらステージを進む。

シンプルな操作性でありながら、物理演算を活かしたパズル要素やステージごとに異なるギミックがプレイヤーを悩ませ、試行錯誤する楽しみを与えてくれるのが特徴な作品だ。難しい操作などはなく、ロープならではの動きを利用してパズルに挑戦できるため、直感的で誰でも楽しめる内容となっている。

Steam:ロープくんアドベンチャー
ロープをあやつることしかできない主人公「ロープくん」がその力で様々なギミックを乗り越えていく、とってもユニークなパズルアクションゲーム! 物を運んだり、ボールをはね返したり、敵をしばって倒したり、ロープの可能性は無限大! 待ち受ける数多くの困難をロープくんとともに乗り越えよう!

「もっと続きを遊びたい」と感じるデモ版

今回の会場ブースでは、アクション操作やルールなどのチュートリアルから、ステージ1のボスまでが試遊することができた。

まず、基本的なロープの使い方からだ。ロープくん自身はフィールドを自由に動かすことができるので、ロープを出したい場所にその起点となる軸を設置しよう。軸を設置して離れると、ロープくんと繋がったロープが伸びてくる。伸ばしたロープを利用して、敵を括って倒したり、ロープのたわんだところ利用して転がってきたボールを跳ね返したりと、多彩なアクションが可能だ。また、障害物に直接ロープを括りつけて動かすこともできる。

敵に触れてしまうとライフが1つ減っていき、全ライフを失うとゲームオーバーとなってしまう。難易度の変更が可能なため、操作感がつかめるまで、簡単なレベルで慣らすことができる仕様になっている。

また、攻略方法が分からなくなった時には「ヒント」という項目も用意されており、ゲームが苦手な方でも安心できるシステムとなっている。最終的にステージのボスを倒すことで、試遊は終了となったが、クリアしたステージを他の方法でも攻略できるのではないかと試してみたくなり、「もっと続きをプレイしたい」と感じる作品だった。

▲分からなくなったら、ヒントを確認

攻略法は1つじゃない! 自分なりの方法でクリアを目指そう

本作に関して開発者にお話を伺ったところ、ステージごとに新しい仕掛けが登場し、単調さを感じさせない工夫があるということだ。序盤はシンプルな障害物を越えるだけだが、製品版では進むにつれて「線を引く」「引っ張る」「はじく」といった新たなアクションが増えていき、ロープの可能性を試すような挑戦が用意されているとのこと。

そのため、攻略法が1つに限定されないため「このやり方でいけるかも?」と、自分だけの攻略を見つけるのも本作の大きな魅力の一つだ。全体的に、アクションゲームの爽快感とパズルの知的な面白さがうまく融合しており、肩の力を抜いて笑いながら遊べる作品という印象だった。

本作に少しでも興味をお持ちの方は、Steamにてデモ版が配信されているので、ぜひプレイしてみてほしい。

▲説明が「ひらがな」で表記されており、子どももプレイしやすい

基本情報 ロープくんアドベンチャー
開発 Kei26
販売 G-MODE
配信日 未定
言語 日本語有り
価格 未定(Steam

ライター:セン星人 編集:LayerQ

この記事で紹介されているゲーム

ロープくんアドベンチャー

カジュアル

インディー

アクション

日本語対応