本稿は、Game Grove Xと連携して制作した特集記事です。
和歌山県が主催するゲームクリエイティブ・プロジェクト「Game Grove X(GGX)」の今年度の集大成となる展示イベント「GGX Games Showcase」が、1月31日に和歌山城ホールにて開催される。約半年にわたるプロジェクトで生まれた作品群が、いよいよ一般公開を迎えることになる。
今回は産学官が連携する「Game Grove X」のコンセプトや概要、これまでの軌跡を紹介しつつ、誰でも無料で参加できる展示イベント「GGX Games Showcase」についてもお伝えしよう。

「和歌山から新たなデジタルクリエイティブ文化を」
Game Grove Xは、2025年8月1日に始動したゲームクリエイターを中心に据えたコミュニティプロジェクトだ。「和歌山から新たなデジタルクリエイティブ文化を」というテーマを掲げている。
主催は和歌山県、運営はインディーゲームパブリッシャーのroom6と、広報物制作やクリエイター支援プロジェクトを手がけるDirectors Univが担当。さらに、和歌山大学やトランスコスモスなども協力機関として参画している。
プロジェクトは、経験・職業を問わず16歳以上であれば誰でも参加できる間口の広さが特徴的で、現役クリエイターから学生、ゲーム制作未経験者まで、多種多様な参加者が専用Discordサーバーに集まっている。

本プロジェクトの中核となったのが、2025年11月9日から約3ヶ月かけて開催されたゲームジャム「GGX NEXUS JAM」だ。運営によるチーム編成をもとに参加者たちがゲーム制作に取り組み、和歌山大学と京都の「ホテルアンテルーム」の2拠点で作品発表会などが行われた。オンラインからの参加も可能な形式で、遠方の参加者もチーム開発に加われたとのことだ。

ゲーム開発初心者をサポートする充実したセミナー
また、Game Grove Xでは、ゲームジャム参加者に向けた実践的なオンラインセミナーを10月から12月にかけて複数回にわたって開催してきた。
実施されたセミナーは多岐にわたるが、ゲームプランナー経験者の小川浩史氏による「企画書作成セミナー」や、Unity専門学校講師のまつだす氏による「はじめてのUnity講座」、和歌山大学のクリエゲーム制作プロジェクト副代表の吉岡晴輝氏による「GitHub Desktopで学ぶチーム開発入門」など、開発ツールの基礎からチーム開発の手法まで幅広くカバーした。
さらに、room6のnakajima氏による「itch.io登録・設営準備セミナー」や、和歌山大学のクリエゲーム制作プロジェクト代表の橋詰 いぶき氏による「伝わりやすいプレゼンとは?:分かりやすい発表とスライドの作り方」など、制作から発表までを一貫してサポートする講座も実施された。このようなセミナー開催によって、ゲームジャム初参加者でも安心して取り組める環境づくりを目指していたことがうかがえる。
和歌山城ホールでチームの成果発表
そして、1月31日に本プロジェクトの集大成となるGGX Games Showcaseが和歌山城ホールで開催される。
会場ではゲームジャムで制作された作品の展示・試遊が行われるほか、ゲーム企業などによるトークセッションや参加者同士の交流会も実施される予定だ。ゲームジャム参加者だけでなく、学生や企業関係者、クリエイターなど、さまざまな立場の人々が集う場となるようだ。

約半年間のプロジェクトを通じて、参加者たちがどのような作品を生み出したのか。地方発のゲーム開発コミュニティから何が生まれているのか。当日の入場料は無料なので、お近くにお住まいの方はもちろん、興味を持ったら足を運んでみよう。
なお、弊誌ではGGX Games Showcaseについても後日レポートをお送りする予定なので、そちらも楽しみにしていただければ幸いだ。
Game Grove X 公式サイト
https://gamegrove-x.com/
GGX Games Showcase
開催日:2026年1月31日
会場:和歌山城ホール
GGX Games Showcase 特設サイト
https://gamesshowcase.gamegrove-x.com/
和歌山県 イベントアナウンスページ
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020400/04/ggxgamesshowcase.html
ライター:LayerQ 編集:LayerQ
