『スペルトナエル』は、タイピングと弾幕避けを融合させた新感覚文字集めローグライトアクションだ。2024年10月11日にPC(Steam)向けリリースされており、開発チーム「おまど」によって制作・パブリッシングされている。
迫りくる敵の攻撃を避けながら、フィールドに落ちている「文字」を拾い集めて魔法を放つという、タイピング的な遊びと弾幕避けを融合させたようなゲームシステムが特徴。本稿では、中毒性の高い本作の魅力について紹介していこう。
追記(2026年2月13日):2026年2月16日より通常価格が320円から960円に変更されることが発表された。

避けろ! 拾え! そして唱えろ!
『スペルトナエル』の舞台は、魔法が当たり前のように存在する世界。主人公は、魔法使いに強い憧れを抱きながらも、魔力が宿らなかった少女「ツー」だ。しかし、彼女は綴った文字を魔法へと変える不思議な魔導書を手にし、最高の魔法使いを目指す旅に出る。
ゲームの目的は、次々と現れる敵を倒しながら、ステージの最後に待ち構えるボスの撃破を目指すことだ。操作方法はシンプルで、基本的にはカーソルの移動のみ。しかし、攻撃を行うためには、文字盤を模したフィールドに散らばるアルファベットの「文字」を拾い、単語(スペル)を完成させなければならない。
カーソルがそのまま自機のような扱いで、弾幕シューティングのような敵の猛攻を回避しきれず自身の体力が尽きてしまうとゲームオーバーとなり、再び1日目からの再挑戦となる。常に「避ける」ことと「拾う」ことの取捨選択を迫られる緊張感が、本作の醍醐味だ。

緊張感のある詠唱システムと分岐する物語
本作の核心は、なんといっても文字盤を用いた独自の詠唱システムにある。 プレイヤーはリアルタイムで変化する戦場を駆け抜け、呪文を完成させなければならない。強力な魔法ほど必要となる文字数は多く、詠唱完了までに要する時間は増大する。しかし、その分だけ威力は絶大。
飛来する弾幕を紙一重で避けながら、長大な呪文を完成させる緊張感。300種類を超える魔法から、いかに効率よく、かつ強力な魔法を詠唱できるかが、生存の鍵だ。

本作は、手に汗握るアクション性のみならず、テキストで綴られる物語も極めて印象的。 主人公「ツー」が過ごす20日間は、プレイヤーの選択や行動によって結末が分岐するマルチエンディング方式を採用している。日々の何気ない選択が、思いもよらない方向へと物語を進める可能性がある。
世界に散りばめられた謎を解き明かさなければ、真の結末には辿り着けない。ローグライトアクションとしての手応えと、繊細なストーリー体験。この両立こそが、本作の大きな特徴だ。

本作は既に2万本を売り上げており、「非常に好評」という高い評価を得ている。また、マウス操作だけでなく、ゲームパッドでの操作にもフル対応しており、自分に馴染んだデバイス環境でプレイできるのも嬉しい点だ。
『スペルトナエル』は2024年9月13日よりPC(Steam)にて製品版を320円で発売中。少女「ツー」が辿り着く結末を、その手で紡ぎ出してほしい。
| 基本情報 | スペルトナエル |
|---|---|
| 開発 | おまど |
| 販売 | おまど |
| 配信日 | 2024年9月13日 |
| 言語 | 日本語有り |
| 価格 | 320円(Steam) |
ライター:セン星人 編集:編集者名を記入
