『AIドット絵バトル』は、AI(人工知能)が生成したドット絵を駆使して勝敗を争う、新感覚の対戦型シミュレーションゲームだ。相手モンスターに対して「勝てそう」な姿のモンスターを描き、戦うというゲームシステムとなっている。
リリース日は2026年を予定しており、開発・販売は「MONO ENTERTAINMENT」の制作チームが手掛けている。本稿では、最新技術とレトロなビジュアルが融合した本作の魅力について紹介しよう。

AIが診断するプレイヤーの創造性
『AIドット絵バトル』の基本システムは、プレイヤーが描いたイラストの形状や色をAIが分析し、その「見た目」から強さや相性を判断して戦わせるというものだ。操作方法は極めてシンプルで、マウスで自由にモンスターを描くだけ。ゲームの目的は、対戦相手の能力を予測し、それに打ち勝つデザインを導き出すことだ。
しかし、いくら強そうに見えてもAIが「相性が悪い」と判断すれば、あえなく敗北することもある。その予測不能な判定こそが本作のおもしろさとなっている。

オリジナルモンスターの評価とコレクションシステム
本作のメイン要素は、単に絵を描くだけに留まらない。AIは描かれた絵からモンスターの名前や特徴、さらには「戦いのキロク」と呼ばれる、戦いの詳細な様子まで生成してくれるシステムが実装されている。モンスターランクはEからSまで判定されるが、必ずしも高ランクが勝つとは限らず、ランクが低くても、属性や形状の相性次第でジャイアントキリングが起きるのが本作の醍醐味だ。
また、生成されたモンスターは、自分のオリジナル図鑑に登録が可能だ。自分だけの奇妙で愛らしいモンスターたちを並べる楽しみ。さらに本作はローカル対戦やSteam Remote Play Togetherにも対応しており、友人や家族と同じキャンバスの上で「どちらが勝てるモンスターを描けるか」を競い合うことができる。

『AIドット絵バトル』は現在、デモ版は出ていないが、筆者はインディーライフストリーマーズの企画にて、プレイする機会を頂いた。その際にプレイして印象深かった点は「全体的な色合いだけでなく、細かい部位の色まで評価や結果に反映される」というところだ。
例えば火属性の対戦相手に対して、プレイヤー側は水属性と判断されるよう、水色のモンスター描いたとする。しかし、その水色のモンスターに緑色の触覚や緑の目など描くと、それを葉っぱや蔓と判断され、草属性という結果が出てしまい、敗北してしまうことがある。
プレイヤーが意図しない結果になることや、「戦いのキロク」を読んで、戦いの様子を想像することで、大いに盛り上がることができた。絵の実力が無くても手軽に遊ぶことができ、勝敗も楽しむことができる本作は、配信界隈でも注目される一作になると感じた。

最後に、公式Xでは新機能の実装情報も発表されている。2026年2月14日のポストでは、トーナメント機能の実装も発表されているため、今後よりさまざまな要素が追加されることを期待し見守りたい。
プラットフォームは正式名称であるPC(Steam)向けに開発が進められており、現在はウィッシュリストへの登録が可能となっている。2026年のリリースに向けて、今後のセール情報やデモ版の有無などの続報が待たれる。
| 基本情報 | AIドット絵バトル |
|---|---|
| 開発 | MONO ENTERTAINMENT |
| 販売 | MONO ENTERTAINMENT |
| 配信日 | 未定 |
| 言語 | 日本語有り |
| 価格 | 未定(Steam) |
ライター:セン星人 編集:LayerQ
