2026年5月の注目のインディーゲームをピックアップして紹介しよう! 今月は計10タイトルの情報をお届けする。
Gambonanza
チェスのルールを大胆にアレンジした、ターン制のチェスローグライト。小さな盤面でハイリスクな戦いが繰り広げられる。勝利条件はキングを獲ることではなく、シナジーを駆使して「盤上の全駒を獲る」ことだ。ただし、手数をかけすぎると盤面が崩壊するスリルがあり、常に次の一手の吟味が要求される。チェスの常識を覆し、盤上の駒をすべて獲り尽くそう。
150種類以上の「ギャンビット」と駒を組み合わせた、無限の戦略構築が魅力。盤外から駒を投入する「リザーブシステム」や、マスを黄金に変え資金を得る強化など、従来の常識を打ち破る要素が満載だ。スロットなどにインスパイアされたミニゲームで強化を勝ち取る展開も熱い。CRTフィルター越しのピクセルアートが、バトルの興奮を引き立てる。
『Gambonanza』は、PC(Steam)にて2026年5月1日より配信予定。
日本語有り 体験版有り


Dead as Disco
格闘技とミュージックビデオが融合した、ネオン輝くリズムアクション。かつて名声を博したチャーリー・ディスコとなり、かつてのバンド仲間「アイドルズ」から再びスポットライトを取り戻すため立ち上がる。音楽と裏切りに満ちた世界を、リズム感とアクションを駆使して生き抜こう。復讐と贖罪が織りなす、一夜限りの物語が始まる。
攻撃や回避のすべてが楽曲とシンクロする「ビートクンドー」が特徴。独自の分岐型ストーリーに加え、公認楽曲を含む多彩なサウンドトラックを収録している。協力プレイでチームを組めるほか、衣装や拠点のカスタマイズ要素も充実。さらに、自作の楽曲をアップロードしてオリジナルのステージを生み出せる点も面白い。
『Dead as Disco』は、PC(Steam)にて2026年5月6日より早期アクセスで配信予定。
日本語有り 早期アクセス 体験版有り


Alabaster Dawn
『CrossCode』を手掛けたRadical Fish Gamesによる2.5DアクションRPG。舞台は「ニュクス」の影に覆われ、神々と民が消え去った荒廃した世界「ティラン・ソル」だ。選ばれし追放者・ジュノが、人類を再び目覚めさせ、荒れ果てた地を再建するという壮大な使命を担う。神々はどこへ消えたのか、そしてニュクスとは何者なのか――謎が渦巻く世界で、人類の再生を導く旅が幕を開ける。
『デビルメイクライ』や『キングダムハーツ』にインスパイアされた、ハイテンポで奥深い戦闘システムが特徴。4つのエレメントと8つの武器をリアルタイムで切り替え、スタイリッシュなコンボを叩き込む爽快感を味わえる。探索要素も充実しており、各地のパズルを解き明かす楽しみや、集落を再建して科学を進歩させる発展要素も充実。緻密なドット絵で描かれる広大な世界を、思う存分駆け巡ろう。
『Alabaster Dawn』は、PC(Steam)にて2026年5月7日より早期アクセスで配信予定。
日本語無し 早期アクセス 体験版有り


WILL: Follow The Light
極北の峻厳な大地を舞台に、行方不明の息子を捜し求めるナラティブアドベンチャー。孤島の灯台守ウィルとなり、愛用の帆船モリー号や犬ぞりを駆使して、過酷な自然を切り拓く旅に出よう。自分と父の絆、そして妻に何が起こったのか。霧の深淵に散らばる真実を追い求めるなかで、ウィルは自分自身の正体とも向き合うことになる。
Unreal Engine 5による精緻なビジュアルと、本格的な操船シミュレーターの側面を併せ持つ点が特徴。アンカーの昇降からエンジンの管理、帆の調整まで、航海士の助言に基づいたリアルな操作が没入感を高める。物語は現実と記憶が混濁し、遺された手紙やカセットテープから家族の肖像を再構成していく映画的な構成が魅力。実験的なサウンドが、孤独な旅路に重厚な余韻を残してくれるだろう。
『WILL: Follow The Light』は、PC(Steam)にて2026年5月8日より配信予定。
日本語有り 体験版有り


Everything is Crab: 生物進化ローグライト
生命力あふれる生態系を舞台に、過酷な生存競争を勝ち抜くアクションローグライト。プレイヤーは刻一刻と変化する自然環境のなかで、狩りや採集を通じて独自の進化を遂げていく。目指すは、あらゆる生物が最終的にカニの姿へ行き着く「カニ化」の運命に抗うことだ。科学の常識を覆す生存戦略を編み出し、収斂進化(しゅうれんしんか)の波を打ち破ろう。
名作SLG『Spore』と現代のローグライトにインスパイアされた、自由度の高い強化システムが特徴。脚や爪、触手など125種類以上のアビリティを組み合わせ、プレイごとに異なるキメラを作り出す楽しみがある。気候や動植物が異なる4つのバイオームを探索し、凶暴な捕食者や巨大ボスに立ち向かおう。ピクセルアートで描かれる奇妙な進化の系譜が、未知の生態系を旅する興奮を届けてくれるだろう。
『Everything is Crab: 生物進化ローグライト』は、PC(Steam)にて2026年5月8日より配信予定。
日本語有り 体験版有り


Coffee Talk Tokyo
東京の深夜カフェを舞台に、一杯のドリンクを通じて心を通わせるノベルゲーム『Coffee Talk』シリーズ最新作。人間や妖怪が共存する夏の東京で、バリスタとして訪れる客の悩みや願いに耳を傾けていこう。カッパのサラリーマンや幽霊の少女など、個性豊かな常連客たちが紡ぐ新たな物語が描かれる。差し出す一杯が心の距離をほどき、静かに姿を変えていく結末を見届けることになるはずだ。
シリーズの特徴である、ドリンクの選択で物語が分岐するシステムは健在。新たに加わったステンシルによるラテアートやSNS「トモダチル」のハッシュタグ機能が、物語により深みを与えてくれる。アンドリュー・ジェレミーによるチルなローファイビートに包まれながら、穏やかな時間を楽しもう。夏の夜の情緒を映し出すサウンドが、都市の喧騒を忘れさせてくれるだろう。
『Coffee Talk Tokyo』は、PC(Steam)・コンソール(Nintendo Switch, Nintendo Switch 2, PlayStation 5, Xbox Series X/S)にて2026年5月21日より配信予定。
日本語有り 体験版有り


Echo Generation 2
1980年代を彷彿とさせるボクセルアートで描かれる、デッキ構築型SF RPGの続編。プレイヤーは父ジャックとして、家族旅行が秘密の実験や不可解な現実に飲み込まれていく過去を旅する。それぞれ独自のアビリティを持つ6人のヒーローからパーティを構築し、宇宙を脅かす巨大な謎の核心へと迫っていこう。ノワールホラーからサイバーパンクまで、章ごとに世界観が変容する多角的な物語が展開される。
3人1組の連携で強力なシナジーを引き出す、戦略性の高いターン制バトルが特徴。タイミングを合わせて敵の防御を崩すスタンスシステムが、戦術の奥深さを生んでいる。スキルツリーやバッジによる自由度の高い育成に加え、懐かしくも新しいレトロ3Dピクセルのビジュアルが魅力だ。
『Echo Generation 2』は、PC(Steam)にて2026年5月27日より配信予定。
日本語有り 体験版有り


シュレディンガーズ・コール
世界が終わる直前の21ナノ秒間を舞台にした、絵本のような優しさに満ちたノベルアドベンチャー。記憶を失った少女メアリは、謎の猫ハムレットに導かれ、世界最後の話し相手として電話機に向かう。生と死の狭間で彷徨う魂たちの声に耳を傾け、彼らが遺した「心残り」を紐解いていこう。誰かの人生の断片に触れる旅のなかで、自分自身にとって大切なものを見つけ出す物語が展開される。
一台の電話を通じて魂を救う、独創的なゲームシステムが特徴。月が落ち世界が滅びゆく瞬間に取り残された人々の、伝えられなかった思いや愛を手帳に記していく過程を見届けよう。淡く繊細なタッチで描かれるビジュアルと、切なくも温かい世界観が没入感を高めている。静かに心へと語りかける物語の旋律が、あなたにとっての大切な記憶を優しく照らしてくれるだろう。
『シュレディンガーズ・コール』は、PC(Steam)・コンソール(Nintendo Switch)にて2026年5月28日より配信予定。
日本語有り 体験版有り


クラッシュアウトクル
『PEAK』を生み出した開発チームの1つであるAggro Crabが手掛ける、物理演算ベースの協力型フォークリフトアクション。最大4人のオンライン協力プレイでチームを組み、爆発物から霊長類まで及ぶ多種多様な貨物箱をさばき切ろう。安全性よりもスピードを優先するこの職場は、もはや巨大なレース場と化している。カオス極まりない物流の最前線で、仲間とともに過酷なシフトを生き抜くドタバタ劇を楽しめる。
ブーストとドリフト機能を備えたフォークリフトによる、疾走感あふれる操作感を体験しよう。物理演算が生み出す予測不能な混乱のなか、チームメイトとの密な連携が不可欠となる。稼いだ資金で車両を強化し、あえて停電を引き起こすなどの「安全基準違反」でカオスを加速させる要素も魅力だ。ストレスを管理し、大惨事を乗り越えた先に待つ一体感が、労働の疲れを吹き飛ばしてくれるに違いない。
『クラッシュアウトクル』は、PC(Steam)にて2026年5月28日より配信予定。
日本語有り


Withering Realms
1926年、世界を一変させた「オカルトイベント」から10年。幽霊として目覚めた9歳の少女クローバーは、異形の自動人形を伴い、生還への旅に出る。『Withering Rooms』の開発チームが贈る、死者と霊が彷徨う街「ペンウィル」を舞台にしたホラーアクションRPGだ。荒廃した屋敷や広大な墓地を巡り、隠された真実を解き明かそう。生と死の境界が曖昧になった世界で、少女の切実な願いが運命を塗り替えていく。
守護者の右腕に、大剣や火炎放射器などの武器を換装して戦う独自のカスタマイズが魅力的。夜になると新たな秘密が姿を現す広大なマップを探索し、巨大な守護者を打ち破って道を切り拓いていこう。精緻な3Dグラフィックで描かれる不気味な風景と、重厚なミステリーの融合が、プレイヤーを深淵へと誘うだろう。
『Withering Realms』は、PC(Steam)にて2026年5月に早期アクセスで配信予定。
日本語無し 早期アクセス


ライター:朝比奈 編集:LayerQ












