Indie Gemは、リリースを控える期待の作品群から、明日を煌めく原石のようなタイトルを発掘し、体験版を元に紹介していくコーナー!
『P-PAN』は、可愛らしいドット絵で描かれた2Dアクションシューティングゲームだ。palpuniが開発を手掛け、PC(Steam)およびNintendo Switchにて展開されており、Nintendo Switch版のパブリッシャーはGotcha Gotcha Gamesが務めている。
本稿では、体験版でプレイして感じた、奪われた大切なものを取り戻すために奮闘するPパンの冒険について紹介しよう。


シンプルな操作で楽しむ「ぱんちゅ島の冒険」
『P-PAN』の目的は、謎の巨大ロボットによって持ち去られてしまった主人公の「だいじなもの」を少しずつ取り戻すことにある。プレイヤーは主人公Pパンを操作し、全6ステージ+αの構成で描かれる「ぱんちゅ島」を冒険していく。
基本操作はシンプルに設計されており、敵への攻撃は遠距離まで届く「パンチ」で行う。各ステージの最後にはユニークなボスが待ち構えており、敵の攻撃を回避しながらパンチを叩き込む、アーケードライクな手触りが特徴。
道中で敵からダメージを受けるとパワーアップミルクを落としてしまうが、これを拾い直すことでライフの全回復が可能。敵の攻撃によって力尽きるとゲームオーバーとなる。

飛行アクションと強力なスペシャルわざ
本作最大の特徴は、キャラクターが空を自由に飛べる点にある。これにより、従来のジャンプアクションが苦手なプレイヤーでも、足場を気にせずマイペースにステージを攻略できる。また、無敵状態になれる「スパイシーチーズ」などの救済アイテムも豊富に配置。アクションゲーム初心者への配慮が随所に光る、安心安全な設計が魅力だ。
筆者はジャンプアクションが苦手なのだが、本作に関しては飛行システムが搭載されているからか、ストレスなくプレイすることができた。ジャンプアクションで陥りがちな「落下による失敗」が少なく、アクションに集中して楽しめた。

そして、道中で集めたPポイントで画面内の敵を一掃する「Pクラッシュ」や、ボスに大ダメージを与える「Pキャノン」といった2種類の「スペシャルわざ」で爽快感も味わえる。
収集要素と多彩なステージギミック
物語を進めるなかで、Pパンの大切なものは「プライズ」の箱の中に隠されている。これらを収集することでPパンのライフスタイルが徐々に明かされていく仕組み。隠されたプライズをすべて集め、元の生活を取り戻すというやりこみ要素も用意されている。
道中には、いかだでの川下りやスノーボードといった特殊なギミックが登場するステージもあり、視覚的にも飽きさせない工夫が凝らされている。カラフルでレトロなドット絵と、各シーンを盛り上げるオリジナルBGMが、ぱんちゅ島での体験をより鮮やかなものにしてくれるはずだ。


本作は、特定のプライズを入手することでハイスコアの記録確認も可能になる。1プレイにつき約10分くらいでクリアできるため、短時間で濃密なプレイが楽しめる。アクションゲームファンのみならず、可愛いキャラクターに癒やされたい方にもおすすめしたい一作だ。
余談ではあるが、筆者が好きなP-PANの動きがある。それは、ステージをクリアした時や一時的に操作を止めたときなどに、P-PANが自身のパンツを両手で掴み、横に引っ張る動きだ。「あんた、パンツのゴムが伸びちゃうよ」とよく母親に怒られていた子どもの頃を思い出す。
本作の開発元であるpalpuniの公式Xでは、イベントへの参加情報や開発の最新情報など、随時ポストされている。本作が気になった方は、ぜひチェックしてほしい。
| 基本情報 | P-PAN |
|---|---|
| 開発 | palpuni |
| 販売 | palpuni |
| 配信日 | 2026年5月21日 |
| 言語 | 日本語有り |
| 価格 | 未定(Steam) |
| 未定(Nintendo Switch) |
ライター:セン星人 編集:LayerQ