2026年5月22日~24日に、京都府・京都市勧業館 みやこめっせにて開催された「BitSummit PUNCH(以下、BitSummit)」の出展タイトルから、筆者が注目する魅力的なタイトルをピックアップして紹介しよう。
なお、基本的には今後リリース予定の開発中のタイトルや、ローンチから間もないタイトル、早期アクセス中のタイトルを対象としている。


『クライムライト/CRYMELIGHT』は、死後の世界を舞台に、罪を背負った少女たちが戦うダークな世界観のローグライクアクションだ。2026年11月5日(木)に発売予定。
本作は、フリュー株式会社が制作する完全新作。同社の『CRYSTAR -クライスタ-』や『クライマキナ/CRYMACHINA』の系譜を継ぎつつも、ローグライクという新しいジャンルへ舵を切った作品となっている。プロット・ストーリー監修に久弥直樹氏、キャラクターデザインに夜汽車氏、コンポーザーに削除氏を迎え、緻密な世界観が構築されている。

囚われた魂たちが挑むローグライクアクション
『クライムライト/CRYMELIGHT』では、プレイヤーは、主人公の少女「アリス(CV:千本木彩花)」を操作し敵を退けながら、死者の魂が囚われる牢獄〈ワンダーランド〉を進んでいく。ゲームの目的は、この世界の支配者である女王を倒し、元の世界へ帰る自由を掴み取ることだ。
基本操作は、移動や回避、攻撃、投げといった各種アクションのほか、任意で発動できるスキルなどを駆使して戦闘を行っていく。ステージ攻略中に体力が尽きるとゲームオーバー。それでも、拠点での強化や永続バフなどの付与により、自身のステータス強化を行うことが可能だ。憩いの拠点である「ティーパーティ会場」で準備を整え、ダンジョンである「ワンダーランド」に挑むという、ローグライクアクションらしい構造になっている。
敵を倒すほど有利になるダイナミックな戦闘システム
本作の戦闘において特徴的な要素が、「ワンダーディメンション」と呼ばれるシステムだ。敵を倒すと断末魔が弾け、キャラクターの足元に空間が展開される。この空間に身を置くことで能力が強化され、立ち回りをさらに加速させることが可能。さらに、獲得したスキル次第で空間の広がりやすさや強化内容が変化する。敵を倒すほどに戦況を有利に導ける、ダイナミックな戦闘が味わえる。
もう一つの見どころが、ポーカーのルールを落とし込んだビルドシステムだ。ステージをクリアするごとに3枚のトランプ型スキルカードが配られ、その中から1枚を選んで手札に加えることができる。スキルカードの効果には「投げた敵が爆発 爆発ダメージ+5」や「最大HP+10」などがある。さらに、5枚の手札でポーカーの役ができると効果などが向上し、攻撃力や立ち回りが変化していくようだ。
開発者が語る美しくもどこか不気味な世界観へのこだわり
試遊後に、ゲームプロデューサーである磯部 拓実氏にお話を伺うことができた。その際に、最も印象的だった話題が「アート部分へのこだわり」だ。本作の世界観は、映画監督のティム・バートン氏の作品を意識しながら製作したとのこと。その不気味で幻想的なアートへのこだわりは、試遊時に随所に見られた。
「一見美しく見えるが、よく見ると歪んで生えている木々」「突然画面に現れる不穏な言葉(セリフ)」「少女たちに襲いかかる不気味な存在」など、まさに『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』といったティム・バートン氏が作る世界のようなアート面を感じることができた。
独特の雰囲気を持つステージの中に、夜汽車氏が手がける幻想的なタッチのキャラクター。そして、そこに本作のゲームシステムが融合することで、短い試遊の中でも大きな期待を感じることができた。
このほかにも、バトルで積み重なった“罪”を告白して力に変える「懺悔」や、戦いの合間に仲間たちと交流できる「ティーパーティ」など、世界観に没入できる要素が多数用意されている。
対応プラットフォームはNintendo Switch 2、PlayStation 5、Steamとなっている。本作の体験版(デモ版)の配信に関する公式アナウンスは現時点では行われていないが、2026年4月25日より各ストアにてパッケージ版を含めた予約受付が開始されている。公式Xなども公開されており、登場する少女たちの詳細など今後の続報に注目したい。
| 基本情報 | クライムライト/CRYMELIGHT |
|---|---|
| 開発 | FURYU CORPORATION |
| 販売 | FURYU CORPORATION |
| 配信日 | 2026年11月5日 |
| 言語 | 日本語有り |
| 価格 | 未定(Steam) |
| パッケージ版 ティーパーティBOX | 10,978円(Nintendo Switch 2) |
| パッケージ版 通常版 | 4,378円(Nintendo Switch 2) |
| ダウンロード版 デジタルデラックス | 6,578円(Nintendo Switch 2) |
| ダウンロード版 通常版 | 3,278円(Nintendo Switch 2) |
| パッケージ版 ティーパーティBOX | 10,978円(PlayStation 5) |
| パッケージ版 通常版 | 4,378円(PlayStation 5) |
| ダウンロード版 デジタルデラックス | 6,578円(PlayStation 5) |
| ダウンロード版 通常版 | 3,278円(PlayStation 5) |
ライター:セン星人 編集:レイリー



