『RP7』は、7つのスロットを回しながらダンジョンを探索する新感覚ローグライトゲーム。本作のクラウドファンディングがKickstarterにて実施中で、すでに目標金額の100%を達成。6月23日まで支援を受付中だ。
Kickstarter『RP7』のプロジェクトページはこちら
『RP7』の開発はTurtle Cream、販売はIndieArkが手掛ける。2024年夏に早期アクセスで発売予定で、日本語字幕に対応。Steamにてデモ版も公開されているので、プレイしてみてから支援を検討するのもいいだろう。弊誌の紹介記事も併せてご覧いただきたい。
なお、筆者はTurtle CreamのSun Park氏からの依頼で、本作のKickstarterキャンペーンの日本向けプレスリリース配信をサポートさせていただいた。


Kickstarterを利用するのは初めてという方には、弊誌の過去記事をご覧いただければ幸いだ。KickstarterのWebサイト全体は日本語に対応しているが、個別のプロジェクトは原則英文で表記されている。Google Chromeなどのブラウザの翻訳機能を使うと、ある程度内容が掴めるだろう。

では、もっとも気になるリワード(返礼品)をご紹介していこう。今回のクラウドファンディングでは、『RP7』のSteamキーを定価よりも手頃な価格で購入することができる(プレイできるのは発売後)。発売したら購入する予定の方は、忘れずにチェックしておこう。
下記のリワードを組み合わせたさまざまなセットが用意されている。
- ゲームのSteamキー(限定77個の早期購入割引あり)
- オリジナルサウンドトラック
- ポスターとステッカーのセット
- 缶入りのコレクションカード
- 『RP7』専用カスタムコントローラー
- NPCの顔のカスタマイズ(限定2個)
- プレイヤーキャラの一人である「商人」の顔のカスタマイズ(限定1個)

注目は、『RP7』のために作られたカスタムコントローラーだ。7つのスロットに対応したレバーと4つのサイドボタンがある。キー設定も可能なので、本作以外のゲームにも使えるかもしれない。製造元の工房で修理サポートも受けられるという(有償)。
この専用コントローラーがあれば、アーケードの筐体で遊ぶような特別な体験ができるだろう。展示会では、2人で半分ずつレバーを担当してプレイする様子も楽しそうだった。

さらに、スペシャルリワードとして、「支援者の希望に合わせてNPCの顔をデザインしてもらえる」という特典が用意されている。宿屋、酒場、骨董品屋などのさまざまな業者が登場する中で、支援者が顔をカスタマイズできる枠が2つある。また、最高金額の支援の特典として顔をカスタマイズできる「商人」は、チュートリアルにもショップにも登場し、しかもプレイヤーキャラとしてのちに実装される予定だ。
ちなみに、『RP7』の作曲者イ・ソンイ氏は、Somi氏のゲーム『リーガルダンジョン』や『未解決事件は終わらせないといけないから』などの作曲者でもある。筆者は『未解決事件は終わらせないといけないから』のエンディングの曲が心に響きすぎて、イ・ソンイ氏の名前を意識するようになった。「音楽が素晴らしかった」という感想もよく見かける。実は、それ以前からTurtle Creamのゲームを作曲してきたコンポーザーなのだ(『Sugar Cube: Bittersweet Factory』、『6180 the moon』)。『RP7』のクラウドファンディングでは、デジタルサウンドトラックのリワードも強くおすすめしたい。
ゲームが発売されるまでの期間が長いクラウドファンディングも多い中で、『RP7』の場合は早期アクセス版の開発がほぼ完了し、今年の夏に発売される予定で、もうすぐ遊べるのが嬉しい。Kickstarterでバッカーになるという形で支援をすれば、発売を待つ楽しみも大きくなるはずだ。
基本情報 | RP7 |
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開発 | Turtle Cream |
販売 | IndieArk |
配信日 | 2024年夏 / 日本語有り |
定価 | 未定(Steam) |
クラウドファンディング | プロジェクトページ(Kickstarter) |