2024年10月23日、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くインディーゲーム開発スタジオ"Studio Thunderhorse"は、公式Xにて同スタジオを閉鎖することを明らかにした。
Simon Filip氏によって、2015年に設立された同スタジオ。これまでに3つのタイトルをリリースしており、近年では最新作となる『Ronin Rush』の開発が続けられていたが、今回のアナウンスをもって約10年の歴史に幕を下ろすこととなる。

約10年におよぶその道のりは素晴らしい旅路であったとし、それだけに今回の決断は困難なものであったという。過去数ヶ月間にわたって(スタジオ閉鎖を回避するために)最善を尽くしてきたものの、開発チームとスタジオがこの先も健やかであるためには必要な決断だったとのこと。
そして、コミュニティへの感謝の言葉と共に、今回の声明は締め括られている。
最新作『Ronin Rush』の開発中はキャンセルか
2015年に開設され、モバイルゲームの開発から始まったStudio Thunderhorse。
初年度に『Samurai Blitz』『Raccoon Rascals』と立て続けにリリースした2つのモバイルゲームの成功に手応えを感じ、本格的にPC・コンソールでのタイトルリリースを目指してKickstarterにて開催されたクラウドファンディングでは、目標を上回る開発資金(約$63,000)を獲得。



そうして、5年の開発期間とHumble Gamesのパブリッシングタイトルとしてサポートを受ける形で、PC(Steam)とコンソール(PlayStation 4, Xbox One, Xbox Series X/S)にて、2021年9月16日にローンチを迎えたのがステージクリア型の2Dアクションゲーム『Flynn: Son of Crimson』だ。
Steamのユーザーレビューでは、本稿の執筆時点で300件中84%の好評により「非常に好評」を獲得。PlayTrackerによれば、Steamのみで多くのプレイヤー数が観測されているものの、クラウドファンディングで得た開発資金を踏まえても開発期間の長期化と十分なバランスが取れなかった可能性がある。


現在は最新作となる『Ronin Rush』の開発が進められていたが、今回のスタジオ閉鎖に伴い、こちらはキャンセルになるものと思われる。また、同作を含め、各プラットフォームでの既存タイトルの取り扱いが今後どうなるかについてのアナウンスは行われなかった。
彼らが手掛けてきたタイトルからもわかるように、日本へのリスペクトも大いに感じられたスタジオであっただけに残念なニュースとなるが、3名で構成されていた開発チームの解散後も、彼らそれぞれの今後の活躍に期待したい。
| 基本情報 | Studio Thunderhorse |
|---|---|
| 公式サイト | thunderhorse.co |
| 公式X | @ThunderhorseCO |

