2024年12月23日、地面を掘って鉱石を集める採掘要素&ハクスラ風の装備システムが融合した作業ゲーム『ほりほりドリル』の販売本数が1万本を突破したことが、同作を手掛けた個人ゲーム開発者のとーらい氏のXにて報告された。
本作がローンチを迎えたのは2024年12月10日。わずか2週間あまりでの快挙ということになるが、日本の個人開発のインディータイトルとしてはかなりのスピード達成と言える。とーらい氏にとっては、タイミング的にも1日早いクリスマスプレゼントとなったようだ。


『ほりほりドリル』とは?
『ほりほりドリル』は、地面を掘って鉱石を集める採掘ゲームと、ハックアンドスラッシュ風の装備システムがミックスされた作業系アドベンチャーゲームだ。日本の個人ゲーム開発者のとーらい氏が手掛ける。
ゲームシステムは至ってシンプルで、ドリルを装備した掘削機で地下に向かって掘り進み、地中に埋もれた鉱石や宝箱を集めていくというもの。地上と地下とを行き来しつつ、集めた鉱石を素材とし、宝箱から発見した設計図を元に新たなドリルを作成して地下999階への到達を目指すのだ。

より具体的なゲーム内容については、今年6月に東京・秋葉原にて開催された「TOKYO SANDBOX 2024」のブースレポートにてご紹介しているので、併せてご覧いただければ幸いだ。
もともとは、2023年3月にアプリ版(iOS, Android)がリリースされており、その「没頭して作業できるゲーム」というコンセプトに惚れ込んだ多数のプレイヤーたちから非常に高い評価を獲得したタイトルとなっていた。
そんな本作のPC(Steam)という新たなプラットフォーム展開は、アプリ版からのファンには期待を持って迎えられた。普段はスマートフォンなどのモバイル機器ではゲームをプレイしないという層からも話題のタイトルとして注目を集めていた印象があるが、それが今回の結果を伴う形となって表れたのだろう。

『ほりほりドリル』は、アプリ(iOS, Android)とPC(Steam)にて配信中。主軸となるゲームシステムに違いはないものの、PC版ではグラフィック面がより精緻になり、縦画面から横画面に変更。また、アプリ版は無料だが広告があり、PC版は有料での買い切りなどといった違いがある。
現在、Steamストアページでは体験版が配信されているので、まずは一度手にとってみてはいかがだろうか。きっと、いつまでもプレイしてしまいそうになることに気がつくはずだ。
基本情報 | ほりほりドリル |
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開発 | とーらい |
販売 | とーらい |
配信日 | 2023年3月 / 日本語有り(iOS, Android) |
2024年12月10日 / 日本語有り(Steam) | |
定価 | 無料(iOS) |
無料(Android) | |
470円(Steam) |