ゾンビがはびこる終末世界で大暴れ！キュートな動物が大暴れする見下ろし型シューティングローグライト『Paws Against the World』プレイレポ

『Paws Against the World』は、人類が姿を消し、ゾンビの大群が支配する終末世界が舞台のローグライトアクションゲームだ。「GoldenGod Games」が開発し、2025年4月26日の早期アクセス開始後、2025年8月23日に正式リリースされた。

本記事では、可愛らしい見た目と、スピーディーでカオスなギャップが魅力の本作を紹介していく。

人類滅亡後の世界で始まる、動物たちの生存競争

『Paws Against the World』は、人類が姿を消し、ゾンビに支配された終末世界を舞台にした見下ろし型のローグライトアクションゲームである。この絶望的な世界で最後の希望となったのは、生き残った動物たちだ。プレイヤーは、それぞれユニークな能力を持つ動物を操作し、爪や牙、ニンジンや魚などを武器に、容赦なく襲い来るゾンビの群れと生存をかけて戦う。

ゲームのルールは「HPがすべて無くなるとゲームオーバー、ステージのボスを倒すとクリア」となり、クリア報酬として特殊なバフや攻撃スキルの追加と、高難易度が解放されるため、周回要素も充実している。1回のクリアは、約20分～30分で終了するスピーディーなゲーム性も魅力の作品となっている。

シンプル操作＆キュートな攻撃で駆け回れ！

本作は、まず初めに操作する動物を選択する。動物にはそれぞれ独自のステータスとパッシブスキルがあり、例えば「10回目の噛みつき攻撃でHPを一部回復する狼」や「武器のニンジンのアップグレードコストが半減するウサギ」などがいる。

また、ゲーム開始直後は、6体の動物しか選べないが、レベルを上げていくことで追加の動物が解放されていき、最終的には21体を操作することができる。

操作はいたってシンプルで、近年人気を博している『Vampire Survivors』のようなゲームシステムを採用しており、操作キャラの攻撃は自動で行われる。戦闘が始まると、ゾンビを倒して得られる戦利品やエッセンスを集めていく。エッセンスは、キャラクターのレベルを上げる効果と、攻撃スキルやバフの追加にも必要となっている。

また、プレイを始める前には、残ったエッセンスを使って永続的なアップグレードを解放することも可能だ。プレイを重ねるごとにキャラクターを強化できるため、どの永続的なアップグレードを選ぶかによってその後の立ち回り方が大きく変わっていく。

どの順番でスキルなどを追加し、アップグレードしていくかという選択が、生き残るための重要な鍵となり、無数にある組み合わせの中から、自分だけの最強ビルドを見つけ出していこう。

もう一つ重要な要素が、ショップとスロットだ。ゲームを始めてしばらくすると、店主をショップまで送るミッションが始まる。無事に送り届けると、ショップとスロットが使えるようになり、持っている武器やバフ効果などを強化することができる。

ショップでは、敵を倒したときに手に入る小袋やチケットといった戦利品を消費するが、これらはあまり手に入らないため、どのように使うかが攻略の鍵となっている。

『Paws Against the World』のシンプルな操作性と中毒性の高いゲームサイクルは、このジャンルのファンはもちろん、初めての人にもプレイしやすいゲームシステムになっている。さらに、最大4人までのローカル協力プレイに対応しており、フレンドや家族と一緒に動物たちを育てながら戦えるのも嬉しいポイントだ。

ゾンビだらけの世界で、毛むくじゃらのヒーローたちと一緒に戦いに明け暮れてみてはいかがだろうか。