カワイイ、だけどカンタンじゃない。神様に食事を捧げるグルメなローグライト街づくりシミュレーション『Feastopia』プレイレポ

しわしわ

2026/02/08

Feastopia』は、幼い神様に食事を捧げて満足させることを目指す、ローグライト街づくりシミュレーションだ。神様のさまざまな要求に応えられるよう、街を発展させて準備を整えよう。開発はWhite Star Studio、パブリッシングをIndieArkが担当している。

Against the Storm』にインスパイアされ制作されたという本作。今回、IndieArkよりSteamキーを提供いただきプレイの機会に恵まれたので、実際の体験をもとに、本作の魅力や特徴について紹介していこう。

Steamで10% OFF:Feastopia
Feastopia is a Rogue-lite culinary city-builder, inspired by Against the Storm. Forge a pact with an adorable deity and build a thriving foodie metropolis in a bountiful land. With randomized maps and events, unlock hundreds of wondrous abilities, experience a unique adventure every time you play.

モチモチの機嫌を保ちながら街づくり

プレイ開始時、神様である「モチモチ」はまだ卵の状態である。時間経過によって孵化し空腹をうったえはじめるので、制限時間内に食事を捧げよう。子どもとはいえ大きなモチモチは大量の食事を必要とするうえ、要求ぶんは一度にまとめて捧げる必要があるので、プレイヤーはあらかじめ食料を生産して蓄えておかねばならない。

モチモチには「わくわく度」と「いらいら度」があり、それを示すゲージが画面上部に表示されていて、リアルタイムで変動する。制限時間内にモチモチに食事を与えたり、「願いごと」を叶えたりすることでモチモチの「わくわく度」を上げることができ、ゲージを満たせばステージクリアだ。逆に「いらいら度」がMAXに到達してしまうとゲームオーバーとなるので注意しよう。クリア後は、新たなマップで次の難易度に挑戦することができる。

▲モチモチの機嫌が良ければ街にバフがかかることがある。逆にいらいら度が溜まっていくと、住民の幸福度を下げるなどのデバフがかかってしまうことも。

街づくりの内容としては、おおむね一般的なシティビルダー系の流れを汲んだ、分かりやすいものとなっている。住宅を建て労働者を増やし、農場で作物を育て食料を備蓄、食堂を設置して労働者の幸福度を上げていく。倉庫を含む各施設には接続範囲があり、農場から倉庫、倉庫から食堂、食堂から住宅がきちんと繋がるように建設していこう。

モチモチの要求を満たすだけの食料を確保するためには、幸福度を上げたり作業着を生産したりして労働者のグレードを上げる、農場や牧場では土地を広く使って収穫効率を上げるなどの工夫が必要だ。

▲農場は作物を植えるマスを好きなだけ設置でき、多いほど収穫効率が上昇する。プレイしていくと育てられる作物の種類も増えていく。

ストラテジーらしく土地スペースと戦いながら効率のよい配置を試行錯誤していくことになるが、施設の移動や道路の敷設はノーコストでおこなえるため、時間を停止していくらでも組み直すことが可能だ。かわいい見た目ながらやりごたえがあり、ひとつひとつの課題に向き合っているとあっという間に時間が過ぎていくという、街づくりならではの魅力をしっかり備えた作品だ。

ときには壁が立ち塞がる、ローグライトらしい難しさも

本作におけるひとつめのステージは難易度0で、クリアまでが実質的なチュートリアルだ。次回の難易度1からがいよいよ本番であり、ランダム要素がぐっと増える。例えば、獲得できる施設の設計図やモチモチの願いごとの内容などだが、これがなかなかやっかいなのだ。

労働者のグレードアップのためには住宅を「増築」する必要があるが、そのための必要素材である「窓」は、伐採所で原木を得て、それを木材に加工し、ガラス加工場でガラスと合わせることで生産可能。ガラスについても同様に、砂を採取して石炭で焼くという工程が必要だ。このように素材の生産過程が入り組んでいるので、出現した施設の設計図を選ぶときは、「将来的にどういった目的・タイミングで建設するものか」をしっかり考える必要がある。

モチモチの願いごとも、ステージ開始時には解放されていないもの・生産にひと手間かかる食料などが多く並ぶので、これまでに獲得した設計図や作物に応じて臨機応変に選択することが大切だ。

▲石炭の重要性に気付かぬままプレイしていると、素材が足りず建設に行き詰まり、どこかを取り壊さなければならなくなることも

筆者個人の体感だが、難易度0で「パズルのように施設の配置を見直して土地を上手く使う方法」を学び、難易度1では「生産ラインを理解し、その根元から着手して資源を管理することの重要さ」を学ぶというように、きちんと順を追って遊べるように作られていると感じた。必要な設計図がなかなか出ないといったことも起きるが、ゲームオーバーまでの猶予は長めに設定されているので、根気強くプレイしていこう。

ランダム要素による試行錯誤・流動的なプレイ体験を好むプレイヤー諸氏にはもちろん、自動化など生産ラインを管理する作業が好きなユーザーにもおすすめな『Feastopia』。2026年1月29日よりPC(Steam)にて発売中で、ゲーム内は英語・日本語・中国語(簡体字, 繁体字)に対応している。2月12日まで10%オフのリリース記念セールも開催されているので、気になった方はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。


基本情報 Feastopia
開発 White Star Studio
販売 IndieArk
配信日 2026年1月29日
言語 日本語有り
価格 1,600円(Steam

ライター:しわしわ 編集:LayerQ

この記事で紹介されているゲーム

Feastopia

シミュレーション

ストラテジー

日本語対応

Against the Storm アゲインスト・ザ・ストーム

ストラテジー

シミュレーション

日本語対応
35%¥2,587
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発売日2023年12月9日
ジャンル
ストラテジー
シミュレーション

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Against the Storm アゲインスト・ザ・ストーム

『Against the Storm』は永遠に降り注ぐ雨に苦しむ世界に、都市を再構築するダークファンタジー・シティビルダー。女王の命を受けた「総督」として、人間、ビーバー、リザード、キツネ、ハーピーを率いて荒野を開拓しよう。文明最後の生き残りをかけて、未来への道を切り拓け。

プレイヤーは女王《スコーチ・クイーン》の命を受けた「総督」だ。そして、古い世界を塗りつぶす「ブライトストーム」に対抗できる最後の砦「スモルダリング・シティ」のために大自然を切り拓き、失われた富を探し出すリーダーの一人でもある。1つの都市開発に焦点を当てた一般的なサバイバル・シティービルダー(都市づくりゲーム)とは異なり、『Against the Storm』では複数の入植地をつくり、広大で繁栄したネットワークを構築しなければならない。それぞれ違う得意分野と欲求を持った種族が暮らすファンタジー世界を開拓しよう。

自然には多くの危険が潜んでいる上に、終わりのない嵐が繰り返し住民に襲い掛かってくる。もし入植地が壊滅したら、その遠征は終わってしまう。しかし、ゲームそのものが終了するわけではない。本作、ローグライト・シティビルダー『Against the Storm』では、過去の遠征で得た資源、アップグレード、経験値を次の都市開発に引き継いだ状態で新たな入植地へと旅立つことができるのだ。

この世界では、人間、キツネ、ビーバー、リザード、そしてハーピーが生き抜くために協力している。それぞれの種族が持つ強みを生かすために、種族の住居や料理の好み、嗜好品や娯楽など、それぞれのニーズをバランス良く満たそう。住民の欲求を満たして「士気」を上げることで、森が放つ強烈な「敵意」にも対抗できるよう、レインコートを作り、エールを醸造し、パイを焼く?それとも、《スコーチ・クイーン》のためにより迅速に動けるよう、特定の種族のニーズを他の種族よりも優先させる?

リプレイ性の高いローグライト要素との融合によって、さらにパワーアップした本格シティビルダーを体感せよ。広大な世界のあちこちに新たな入植地を建設・管理しながら、貴重なメタ資源を集め、スモルダリング・シティを発展させよう。《スコーチ・クイーン》が絶え間ない進歩を要求してくる一方、避けがたい脅威であるブライトストームが繰り返し襲い掛かってくる中で、期待に満ちた君主としてのプレッシャーを感じよう。新たな入植地を建設する前に1つの入植地での評判を管理し、常に新たな発展のチャンスを探し、複数のバイオームにまたがるユニークなチャレンジに挑み、スモルダリング・シティ以外のあらゆるものが避けられない崩壊を迎える準備をしよう。スモルダリング・シティだけではなく、総督としてのあなたのキャリアにとっても最高の運命が迎えられるよう、各サイクルをどのように最大限に活用すべきだろうか?

この世界には100を超える地域特徴と、6つの異なるバイオームが存在する。これらの組み合わせは、入植地ごとに違った環境を生み出し、どれほど経験を積んだ総督であっても新たな挑戦を感じられるはずだ。天候の変化に合わせて戦略を組み換え、集落の「ビルド」を試そう。建物の選択や配置、使用する効果によって、入植地を繁栄させることも衰退させることもできる。 さらなる目標に挑み、それを達成し、潜在的な恩恵のために危険な森の奥深くへと分け入っていく?それとも、自分の能力の範囲内で確実に行動するために慎重に進んでいく?それでも、手元にある資源を上手に組み合わせて、クラフトレシピを成立させよう。交易商人が持ってくる商品は、次の年になるまで分からない。そして森には、宝物や資源、そして古代の脅威が隠されている。

「都市建設ゲームで、一番ワクワクするのは?」と聞かれれば、「新たな都市の基礎を築く瞬間」と答える人もいるでしょう。『Against the Storm』はまさに「それ」だ。次第に発展していく世界の中で、以前開拓した都市の人脈を使って交流や交易を行いながら、新たな入植地を繰り返し築いていこう。

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