懸賞金を引き上げろ! 仲間と結託して犯罪者に次々罪を着せていく協力プレイゲーム『ディストピア職業体験:犯罪者取締』ブースレポート【東京ゲームダンジョン11】

しわしわ

2026/02/13

2026年2月8日に、東京都・浜松町の東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催された「東京ゲームダンジョン11」の出展タイトルから、筆者が注目する魅力的なタイトルをピックアップして紹介しよう。

なお、基本的には今後リリース予定の開発中のタイトルや、ローンチから間もないタイトル、早期アクセス中のタイトルを対象としている。

ゲームダンジョン ► 2026年2月8日(日)、東京・浜松町でインディゲーム展示会を開催!
「東京ゲームダンジョン」・「大阪ゲームダンジョン」は個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲーム(インディゲーム)の展示会です。手頃な出展料と充実した設備で、気軽に作品を出展・試遊できるイベントを目指しています。主催者も個人でゲームを作っているインディ開発者です。みんなで国内のインディゲームを盛り上げましょう!

ディストピア職業体験:犯罪者取締』は、その名のとおりディストピアで警察官として犯罪を取り締まる、最大6人対応予定の協力プレイゲームだ。『協力――必須。良心――不要。』というキャッチーなコピーと、モノクロで物々しい雰囲気のポスターが、会場の一角で大きな存在感を放っていた。

DystopianCareerCenterが3人で開発をおこなっている本作。本稿では会場で試遊版をプレイしてみた感想と、開発者に伺った制作でのこだわりについてをお伝えしていきたい。

ディストピアで犯罪を取り締まる……だけではない

プレイヤーはディストピア社会で犯罪者を取り締まる警察官だ。ゲーム開始直後、さっそくプレイヤーの目の前で犯罪がおこなわれ、その人物に懸賞金がかかる。警察官であるプレイヤーたちの目的は、彼を拘束し、牢屋まで連行することだ。クリックで犯罪者を捕らえて持ち上げ、ホールドしたまま移動することで持ち運ぶことができる。

しかし、犯罪者もただ運ばれるだけではない。時間経過によりランダムで拘束から逃れ、その場から走って逃げだしたり、プレイヤーへ攻撃してきたりするのだ。それに対処しながら犯罪者を牢屋まで運び、懸賞金を手に入れよう。

とはいえ、そのまま真っ直ぐ牢屋に連れていくだけでは、微々たる収入にしかならない。マップ上には破壊できるオブジェクトや盗める金銭が配置されているので、そこに犯罪者を接触させて器物破損や窃盗などの罪を増やし、懸賞金を釣りあげていくことができるのだ。犯罪者を牢屋へ入れたときにそのぶんが全体の収入になるため、できるだけ多く罪を犯させることがプレイヤーたちの目標となるだろう。

▲手に入れた賞金は、ステージクリア後に強化アイテムの購入で使用する

しかし、汚職警官も楽ではない。何せここはディストピア、街中を監視ロボがうろついて違反行為を見張っているのだ。犯罪者に罪を被せる現場を彼らに目撃されると、なんと腕から回転ノコギリを出して襲いかかってくる。視界内で罪を犯さないよう気を付けよう。

筆者は警備ロボに見つかりあっさりとやられてしまったが、ロボの真後ろでオブジェクトを破壊する開発者のプレイを見たときは、なるほどと膝を打ってしまった。操作方法と目標がシンプルゆえに入りやすく、笑いながらプレイする余裕があり、同時にプレイスキルを磨く余地もある印象だ。

プレイ内容自体はインディーらしい尖りとアイロニックなコミカルさを備えつつも、ローポリのざらついた質感と独特の不気味さが薄暗い世界観を際立たせ、しっかりとディストピアらしさを味わえる雰囲気が構築されている一作である。

全員で盛り上がれるマルチゲームを目指して

会場にて、開発者のひとりである神谷優斗氏にお話を伺うことができた。本作は『R.E.P.O.』などをよく一緒に遊ぶ3人のメンバーで開発をおこなっており、自分たちなりの協力プレイゲームを作ってみたいという思いと、メンバー内の「ディストピア世界の職業を体験できたら面白いのでは」というジャストアイデアから制作がスタートしたという。

初期には禁制品を取り締まる家宅捜査官、薬物取締官などさまざまなアイデアがあったが、より広く犯罪を扱う“警察官”という分かりやすい職業に落ち着いたのだそう。

制作する上でのこだわりについて、本作は「全員がひとところに集まり、アクシデントや盛り上がりの内容を共有できるように意識している」と教えてくれた。そのために、プレイヤーが追いかける犯罪者――全員が注目する“対象”をひとつに絞っているとのこと。協力ゲームでは、VCを利用していても「別の場所にいるとチーム内で何が起きているか分からない」といったことが起きる場面があるが、それをなるべく防ごうという試みなのだそうだ。

今後の課題・目標として、現状ではアクシデントの種類が少ないため、そこを増やしていきたいと考えているという。ディストピアと犯罪というぶっ飛んだ世界観をよりはっきりと伝えるためにも、犯罪の種類・犯罪者のリアクションを増やすなど、さまざまな方向の“盛り上がり”を取り入れていけるよう試行錯誤しているそうだ。

▲ローポリで描かれるごちゃついた住宅街は、好きな人にはたまらない味わいがある

『ディストピア職業体験:犯罪者取締』は2026年内の発売を目標にし、配信プラットフォームはPC(Steam)を予定しているとのこと。さらに、「ディストピア職業体験シリーズ」として、ほかの職業を扱う新作を定期的にリリースしていきたいとも聞かせてくれた。マルチ協力プレイゲームを好むプレイヤー諸氏には、ぜひともチェックしてもらいたいタイトルだ。


基本情報 ディストピア職業体験:犯罪者取締
開発 DystopianCareerCenter
販売 DystopianCareerCenter
配信日 2026年予定
言語 日本語有り
価格 未定

ライター:しわしわ 編集:LayerQ

この記事で紹介されているゲーム

R.E.P.O.

早期アクセス

アクション

Loading...
Loading...
Loading...
発売日
ジャンル
早期アクセス
アクション

カテゴリ
シングルプレイヤー
Steamクラウド
ファミリーシェアリング
マルチプレイヤー
協力プレイ
オンライン協力プレイ
カメラの快適性
カスタム音量調整
ステレオサウンド
時間制限付き入力なしでプレイ可能
ストアページリンク

R.E.P.O.

An online co-op horror game with up to 6 players. Locate valuable, fully physics-based objects and handle them with care as you retrieve and extract to satisfy your creator's desires.



R.E.P.O. is an online co-op horror game featuring physics, proximity voice chat and scary monsters. You and up to 5 friends can venture into terrifying environments to extract valuable objects using your physics-based grabbing tool.


Even the monsters are affected by Newton's law of gravity!
Under the employ of a mysterious computer intelligence. It is your job to locate, transport and extract valuable items from the haunted remains of a long lost humanity.


...but know when to stay quiet.
Transport anything from heavy pianos to fragile ceramics and use teamwork to make sure that the precious cargo will safely reach its destination.


Robotic enhancements increase your chances!
Use your hard earned cash [SURPLUS] to purchase upgrades and weapons from your heartless [GENEROUS] creator.