2026年5月10日、インディーゲームパブリッシングブランドのPLAYISM(運営:株式会社アクティブゲーミングメディア)は、同社がパブリッシングするインディーゲームの最新情報を集めたショーケース「PLAYISM GAME SHOW 2026.5.10」をYouTube・ニコニコ生放送公式にて公開した。
2011年の運営開始から15周年を記念して放送された本イベントでは、今回が初公開となるものを含めて計11タイトルの情報が発表された。
本稿では、ショーケースで披露されたすべてのタイトルをまとめて紹介するが、掲載内容は本稿の執筆時点での情報となる点に留意してほしい。また、便宜上、放送順ではなくアルファベット順・五十音順での掲載としている。

A Passing in the Night
東京郊外を舞台にした、静かな夜の街を探索する心理的3Dアドベンチャー。午前3時、夢から覚めた主人公「かい」は、異界の混ざり合う街をあてもなく歩き続ける。そこで出会った悪魔が突きつけるのは、苦しみからの解放か、それとも大切な記憶の保持かという、逃れがたい選択。亡霊がうごめく暗闇を抜け、1時間以内に自らの答えを掴み取らなければならない。
放浪者や亡霊たちの間を彷徨いながら、心の在処を探り当てる探索の旅。非現実的な光景が、現実から逃避するか、痛みと向き合うかの選択を映し出していく。下される決断によって、物語の辿り着く先は希望か、それとも絶望か。夜の静寂が、孤独に歩み続ける彼の内面を静かに浮かび上がらせる。
『A Passing in the Night』は、PC(Steam)にて2026年に配信予定。
日本語有り


Dungeon Sweeper Plus
2023年にitch.ioで公開されたフリーゲームが、大幅な進化を遂げてSteamに登場。マインスイーパーの論理で未知の領域を拓く、世界開拓パズルだ。何もない空間をクリックし、スコアを積み上げながら自分だけの地図を広げていこう。頼りになるのは、周囲に潜むダンジョンの数を示す「お墓」の存在。3回のミスで幕を閉じる緊張感のなか、地雷原を特定し、図鑑の完成を目指す。
開拓が進むにつれて新たなバイオームが出現し、静かな世界は賑わいを見せていく。収集したコインで交換できる、猫や果物といった愛らしいフラグも大きな魅力。モトクロス斉藤氏が手掛けるチルなBGMが、思索の時間を穏やかに演出する。自分のペースでいつまでも楽しめる、終わりなき箱庭作りの旅。のんびりと世界を開拓し、図鑑のコンプリートを目指そう。
『Dungeon Sweeper Plus』は、PC(Steam)にて2026年に配信予定。
日本語有り


Idol Manager: Virtual Venture
バーチャルストリーマーの光と闇を赤裸々に描く、事務所経営シミュレーション『アイドルマネージャー』シリーズの最新作。
新興事務所のマネージャーとしてエンターテインメント業界の頂点を目指す。本作では性別を問わず才能をスカウトでき、アバターや配信背景まで自由にプロデュース可能だ。華やかな業界の裏に潜むスキャンダルや複雑な人間模様を切り抜け、自分だけのスターを育成する。
視聴者とのインタラクティブな配信やSNS管理など、ストリーマー特有の活動を支える要素が魅力。事務所の拡張や個性に合わせた部屋作りを通じ、経営者としての手腕を発揮できる。所属メンバーとの友情や対立、さらにはロマンスまで、多角的な人間ドラマが物語を彩る。バーチャルとリアルが交差する過酷な業界で、知略を尽くして成功を掴み取ろう。
『Idol Manager: Virtual Venture』は、PC(Steam)にて2027年に早期アクセスで配信予定。
日本語有り 早期アクセス


Midnight Train: New Moon
2020年に公開されたRPGツクール製のフリーホラーゲームが、大幅な進化を遂げたリメイク作としてSteamに登場。スペイン発ながら日本のフリーゲーム文化に深くインスパイアされた、2D探索型のアドベンチャーだ。列車の旅を続けていた少女ルナは、人々が消えた車内で探偵見習いのニールと出会う。奇妙な建物へと足を踏み入れるふたりを待つのは、脱出を懸けた過酷な試練。3時間という制限のなか、探索と謎解きを繰り返して真実へと迫る。
グラフィックの全面刷新に加え、謎解きや演出を一新。声を出すことができないルナと、観察眼に優れたニールが協力して進む全4章の物語。プレイヤーの選択が結末を左右するマルチエンディングを採用しており、断片的に示される真実が物語の全貌を少しずつ明らかにしていく。不気味な仕掛けに満ちた建物から脱出し、共に旅の終着点を見届けよう。
『Midnight Train: New Moon』は、PC(Steam)にて2027年に配信予定。
日本語有り


アイアン ブランブル
『ラスティッド・モス』の開発チームが手掛ける最新作。
精密なアクションとタイトなガンプレイが融合した、物理演算ベースのモメンタムメトロイドヴァニア。サイバーゴシックな雰囲気に包まれた巨大機構「アイアンブランブル(鉄の茨)」を舞台に、妖精の探検家ライラックの冒険が描かれる。360度全方位へ射出可能なグラップリングフックを駆使し、死者の魂に操られたロボットたちが徘徊する奇妙な世界を自在に駆け抜けろ。
ロケットジャンプやバニーホッピングによる加速、銃のノックバックを利用した空中舞踏など、アクロバティックな立ち回りが可能。多彩な銃器に加え、能力を変化させるドレスや小物で自在なプレイスタイルを構築できる。細部まで描き込まれた美しいピクセルアートの世界を舞台に物語を紐解いていこう。
『アイアン ブランブル』は、PC(Steam)にて2027年に配信予定。
日本語有り


サムライブリンガー 乱
『サムライブリンガー』『メタルブリンガー』の系譜を継ぐシリーズ最新作。
前作のローグライトアクションから一転、戦略的な陣の編成が勝利を左右するデッキ構築型オートバトラーへと進化した。プレイヤーは好みの総大将を選び、サムライたちの配置や軍備を整えながら戦国乱世を勝ち抜いていく。ドット絵3Dで描かれた武将たちがコミカルに大乱闘を繰り広げる魅力は、本作でも健在だ。
サムライの武器やアビリティを一致させることで発生する、強力なシナジーが特徴。速攻型や大器晩成型など、軍略次第で陣の性質を自在に変化させられる。サーバーに保存された世界中のプレイヤーの陣と戦う合戦は、すべて自動で展開するド派手なオートバトルだ。相手の布陣を読み解き、最適な陣形を組み替えて天下統一を目指そう。
『サムライブリンガー 乱』は、PC(Steam)にて2026年に配信予定。
日本語有り


でびるコネクショん
Steamで「圧倒的に好評」を獲得した人気の悪魔わからせケモ召喚アドベンチャーがNintendo Switchに登場。プレイヤーは召喚士となり、名もなき悪魔「でびるん」の野望を叶えるため、マジリシア中の民衆を召喚。彼らの感情を魔力へと変換し、でびるんの真の姿を取り戻す旅に協力しよう。
召喚した相手の思考を読み解く「邪眼サーチ」が攻略の特徴だ。2択の選択肢から最適な行動を選び、相手の感情を最高潮まで高めていく。総勢30体以上のキャラクターはすべてフルアニメーションで描かれ、タップによる反応も多彩。作者のこだわりが凝縮された背徳的なシナリオと、数多の結末が待ち受ける。セーブとロードの魔法を駆使し、物語のトゥルーエンドを見つけ出せ!
『でびるコネクショん』は、Nintendo Switchにて2026年に配信予定。なお、PC(Steam)は現在配信中だ。
日本語有り


稗: The Dream Of A Cockspur(ヒエ ザ ドリーム オブ ア コクスパー)
幻想的かつ不気味なアートスタイルで描かれる、ポイント&クリック型の探索型サバイバルホラーアドベンチャー。地球に残された数少ない人類の1人であるプレイヤーは、調査員とともに孤島へ墜落した謎の物体の調査に赴く。しかし、帰還を目前に唯一の移動手段が故障。出口のない極限状況のなか、島に潜む恐怖の影が静かに迫りくる――。
「毒麦」を巡る聖書の引用が、物語に深遠な謎を投げかける。行動を共にする6人の調査員たちと作業を進めるなか、やがて島に隠された新たな事実が浮かび上がっていく。幻想と恐怖が交錯する世界を探索し、絶望的な状況下で真実を解き明かそう。緻密なパズルを解きながら、島に隠された XXX の正体へと迫っていく。
『稗: The Dream Of A Cockspur(ヒエ ザ ドリーム オブ ア コクスパー)』は、PC(Steam)にて2026年夏に配信予定。
日本語有り


未解決事件は終わらせないといけないから
Steamで「圧倒的に好評」を獲得した推理アドベンチャーがPlayStation 5に登場。物語の舞台は、少女・犀華が行方不明となり、未解決のまま12年が経過した公園。当時事件を担当した元警部の清崎蒼と、再検証を求める若き女性警官。12年前の記憶を辿り、バラバラに散らばった証言をパズルのピースのようにはめ込みながら、閉ざされた真相へと迫る。
内容や話し方を読み解き、発言者や時期を特定していく独自のシステムが、重厚なミステリー体験を支えている。推理が進むにつれて明らかになるのは、関係者全員がそれぞれの理由でついていた「嘘」だ。人間の複雑な心理が克明に描かれる物語の先に待つのは、2つの結末。なぜ事件は未解決となったのか。その先に待つ真実を、自らの手で解き明かそう。
『未解決事件は終わらせないといけないから』は、PlayStation 5にて2026年夏に配信予定。なお、PC(Steam)・Nintendo Switchは現在配信中だ。
日本語有り


勇者の選択肢がおかしい
ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020にてPLAYISM賞を受賞した作品が、大幅な進化を遂げてSteamに登場。魔王を退治しに行くはずが、勇者一行の前には「おかしな選択肢」が現れ続ける、ギャグテイストのテキストアドベンチャーだ。断崖絶壁や魔王の手下といった困難に直面するたび、予想もつかない奇妙な決断を下していこう。頼りになるのは、プレイヤー自身の直感と試行錯誤。30を超える多彩なエンディングが待つ旅のなか、理想の結末を目指す。
2000枚を超える大ボリュームのイベントCGと、30を超えるエンディングが本作の特徴。物理特化のリーダー「山田」をはじめ、個性豊かな仲間たちが繰り広げる予測不能な物語を楽しめる。任意のタイミングでセーブが可能なため、試行錯誤を繰り返しながら理想の結末を目指そう。開発チームのこだわりが詰まった新エピソードや設定資料集にも注目だ。
『勇者の選択肢がおかしい』は、PC(Steam)にて2026年に配信予定。
日本語有り


薔薇と椿 ~お豪華絢爛版~
シュールかつ華麗なビンタバトル『薔薇と椿 〜お豪華絢爛版〜』に、待望のオンライン対戦アップデートが6月に配信される。舞台は椿小路家を巡る権力闘争だ。立ちはだかる人々を、優雅なおビンタで次々と制していく。美麗なアニメーションで描かれる強烈なライバルたちを苛烈に打ち負かしていく快感と、一撃にすべてを懸ける緊張感、そして独特のシュールさが大きな魅力だ。
Joy-Conを振る直感的な操作や、画面スワイプによる攻防が特徴。5つのシナリオに加え、日本語フルボイスの演出が臨場感を高めている。配信予定のオンライン対戦により、全世界の猛者と宿命の対決を楽しめるようになる。おすそわけプレイによるローカル対戦とともに、対人戦での駆け引きも一層熱を帯びるはずだ。咲き誇るおビンタの嵐――女の戦いの決着を自らの手でつけよう。
『薔薇と椿 〜お豪華絢爛版〜』は、Nintendo Switchにて現在配信中。
日本語有り


| 基本情報 | PLAYISM |
|---|---|
| 公式サイト | playism.com |
| X | @playismJP |
| YouTube | @ActiveGamingMedia |
ライター:朝比奈 編集:LayerQ














