
作家・三天両覚による小説『悚慄の楽園』の人気エピソード「平田の世界」をベースとした作品。
アニメーションによる演出を軸に、調査と重要な選択、そして独自システム「祓魔」によって物語を進めるホラーミステリーADV。
混乱と恐怖に満ちあふれ、妖怪たちがさまよう世界へと誘われたあなたは、はるか昔のある事件の顛末を再び辿り、
謎めいた「祓魔」の力を駆使し、苦しみ続ける者たちに安らぎをもたらすだろう——
台風に見舞われた海辺の町、あなたは瓦礫の中で目を覚まし、
すべての記憶を失ったまま、目覚めて早々、妖怪に襲いかけられる。
そこで出会った奇妙な生き物によれば、ここは現実の世界ではなく、
かつての殺人事件に関わった「罪人」たちが妖怪と化し、永遠にここをさまよい続けているという。
そして、祓魔によって彼らに救済をもたらすことが、「祓魔師」であるあなたの役目。
首吊り女、醜悪な邪鬼、横暴な警察官、うろたえる医師、行方知れぬ幽霊——
彼らはなぜ妖怪と化し、なぜ今も、当てもなくさまよい続けているのか。
そして「祓魔」の末に、果たして何が待っているだろうか……
この世には、元より妖怪など存在しない。
妖怪の正体とは、人間の心に巣食う歪みそのものだ。
並々ならぬ事情に苛まれ、人知れぬ感情を抱き、
やがて心の扉を閉ざし、人としての在り方さえ失っていく……
それが、世にいう「憑依」というものだ。
そんな妖怪は、もはや単なる腕力や術で倒せる相手ではない。
「祓魔」を遂げるには、なくてならぬものは……
でもまぁ、お前もたいそうついてるじゃねぇか、このオイラに出会ったからさ!
きっひひ……最高な相棒として、「簡易祓魔」というお守りをあげちゃおっか~
じゃんじゃん使いたまえ。遠慮なんていらんぜ、っひひ……
——頭のてっぺんからつま先まで、どう見ても胡散臭い怪しげなやつが、そう言った。
物語は、高密度のアニメーション演出によって繰り広げられ、
選択・祓魔・真相解明に臨む瞬間に、物語の行方がプレイヤーの手に委ねられる。
得られる情報、キャラクターの反応、そして目の前の出来事の意味まで、すべては判断一つで変わっていく。
混乱に満ちあふれて荒れ果てた世界を探索し、妖怪たちが残した痕跡を辿り、
絡み合った感情を力に、完全なる「祓魔」を成し遂げよう。
物語の行方を即座に変える選択もあれば、一見して何の変化も起こさない選択もあるけれど……
ひょっとして、旅路の先に、何かが知らぬ間に変わっていくかもしれないぞ?
平田秀一は……誰?
そして彼らは、何者なんだ?
よみがえる記憶が、僕を付き纏ってしまう……
僕のせいで命を落とした者、救われなかった者、苛まれつづけた者
……どうか、泣かないで。
今から、始めよう——「祓魔」を。
アニメーションで描かれる物語
高密度のアニメーション演出によって、本格的な心理ミステリーを繰り広げる。重要な場面において、プレイヤーの選択で物語の行方が変わる。
妖怪の内面に宿る執念を祓う
キャラクターの執念が形作った精神世界へ踏み込み、探索と対話を通じて、妖怪たちの正体を解き明かす。
選択と行動が物語を変える
プレイヤーの判断によって、得られる情報や物語の展開、そして事件そのものに対する理解が変化していく。