2026年9月8日、日本を拠点とするインディーゲームレーベル「HYPER REAL」は、同年9月17日〜21日に千葉県・幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2026(以下、TGS2026)」の出展タイトルを発表した。
出展場所は「ホール2・02-C14」。4年連続の出展となる本年は、一般展示ホールにて過去最大規模となるブースを構え、計6タイトルを試遊展示する。日本初公開となる『NAME OF THE WILL: 集団後遺症』や『Helcast(ヘルキャスト)』をはじめ、『SAEKO: Giantess Dating Sim』『DIGITAL EXORCIST』『Dome-King Cabbage』、今冬にコンソール版の発売を控える『SKY THE SCRAPER(スカイ・ザ・スクレーパー)』がラインナップ。
会場では豪華景品が当たる『Helcast』のスコアアタックイベントやフォトコーナーが設置されるほか、オリジナルお面などのノベルティ配布も予定されている。
なお、掲載内容は執筆時点の情報となる。会場マップやブース配置などの詳細については、TGS2026公式サイトやHYPER REALの公式サイトで適宜確認してほしい。
NAME OF THE WILL: 集団後遺症
痛みこそ救いと説く仮面のカルト教団「希望」に囚われた主人公を描くホラーアドベンチャー。あらゆる思考が採点され、笑顔が嘘で塗り固められた息苦しい共同体が舞台となる。仮面の隣人たちに監視されるなか、規範に従い服従するか、己の罪と向き合い脱出を目指すか。「行動評価システム」に記録されるプレイヤーの選択が、さまざまな結末へとつながっていく。
日中は完璧な信徒を演じて課題や尋問をこなし、夜は指導者「慈父さま」の巡回を避けながら立入禁止エリアへ潜入。34階層に散らばる手がかりをつなぎ合わせ、教団の不穏な起源や自らが囚われた真実を解き明かそう。シュルレアリスムと架空の香港の密度が融合した世界観を、60シーン以上の手描きシネマティックアニメーションと催眠的なエレクトロニックサウンドが妖しく彩る。
『NAME OF THE WILL: 集団後遺症』は、PC(Steam)にて2027年春に発売予定。会場のブースでは日本初公開となる体験版が試遊出展される予定だ。

日本語有り 体験版有り
Helcast(ヘルキャスト)
北欧神話を題材にした、ターン制マージパズルとデッキ構築型ローグライトが融合した作品。生と死をつなぐ橋の守護者「モドガン」となり、冥界の消滅を目論むオーディンやヘルヘイムの軍勢による狂乱の戦争に立ち向かう。武器や呪文、トーテムを集めて神殺しのデッキを構築し、アスガルドを目指す。挑戦するたびに新たなアイテムがアンロックされ、戦略の可能性が広がっていく。
武器の速度や質量を見極め、物理演算を利用した連鎖マージコンボを叩き込め。真下への投下や狙った場所への投げ込みを使い分け、マージ地点の真上へ攻撃を繰り出す。マージをアーマーへ変換する「盾の乙女」や多彩な追加効果を持つ「ハントレス」などクラスの固有能力に加え、強力なトーテムや呪文を組み合わせ、最強の神殺しビルドを完成させよう。
『Helcast(ヘルキャスト)』は、PC(Steam)にて2027年第1四半期に早期アクセスで配信予定。会場のブースでは日本初公開となる体験版が試遊出展されるほか、豪華景品が当たるスコアアタックイベントも実施予定だ。

日本語有り 早期アクセス
SAEKO: Giantess Dating Sim
2000年代の日本を舞台に、不思議な能力を持つ少女・冴子と、親指ほどに縮んでしまった小人たちの異常な生活を描くアドベンチャー。保護された新入りの小人・リンとなったプレイヤーは、机の引き出しで暮らす小人たちの管理人を任される。「体力」や「魅力」の数値をアイテムで調整し、冴子の望む役割を果たしながら1日でも長く生き延びる道を探す。
アートスタイルもシステムも異なる「昼」と「夜」の2つのパートで構成される。夜パートでは引き出しを出て冴子の話し相手を務めるが、返事をひとつ間違えれば命を落としかねない緊張感が漂う。2種類のピクセルアートやブレイクコア等に影響を受けた楽曲が彩る世界で、奇妙な共同生活を送りながら小人たちの運命を左右する決断を下そう。
『SAEKO: Giantess Dating Sim』は、PC(Steam, DLsite, STOVE)・コンソール(Nintendo Switch)にて配信中。会場のブースでは本作の試遊展示が行われる予定だ。

日本語有り
DIGITAL EXORCIST
オカルト魔術で駆動するシステムと20世紀末のテクノロジーが融合した世界を舞台にしたビジュアルノベル形式のADV。プレイヤーは機関を追われたエージェントのソーヤーとなり、高校教師として潜入しながら田舎街に巣食う悪魔に立ち向かう。あるスーパーアイドルの謎の死を機に、人類を脅かすサイバー悪魔を祓う過酷な試練が幕を開ける。
担当官の新田逆儺や相棒のトモダッチとともに凄惨な犯行現場を調査し、事件に隠された真実を突き止めよう。学校生活では教師としての業務をこなしつつ、生徒たちの個人的な悩みに寄り添い絆を深めることも重要だ。生徒と築いたつながりは強力な能力やアイテムの獲得につながり、悪魔祓いや事件解決において心強い力となっていく。
『DIGITAL EXORCIST』は、PC(Steam)にて配信予定。会場のブースでは本作の試遊展示が行われるほか、Sukeban GamesのChris氏が手がけた特別な新キーアートもお披露目となる。


日本語有り 体験版有り
Dome-King Cabbage
現実の世界がモンスター収集RPGに見えてしまう能力に葛藤する主人公を描くサイケデリックなビジュアルノベル。雲ニンゲンのマッシュは、「ドームキング」という謎めいた称号を得るため、緊張しながらも面接が行われるクラムアイランドへと向かう。面接官を探して島を進むなか、マッシュが出会うクリーチャーたちの砕けてしまった思い出を体験していく。
どこか懐かしいテキストにサイケデリックなショートアニメや動くマンガが織り合わさり、短いRPGパートも登場する。濃密なアニメのコラージュに特定のジャンルに括れない軽快なサウンドが合わさり、独自の躍動感を生み出す。クラムアイランドの旅やモンスターとの対話を通じて、世界に何が隠されているのか、そしてドームキングの称号の意味を解き明かそう。
『Dome-King Cabbage』は、PC(Steam)・コンソール(Nintendo Switch)にて配信予定。会場のブースでは本作の試遊展示が行われる予定だ。

日本語有り 体験版有り
SKY THE SCRAPER(スカイ・ザ・スクレーパー)
摩天楼を駆けるビル清掃員として、スリル満点のアクションと等身大の物語を味わう青春生活シム×アクションアドベンチャー。主人公スカイの人生を描く5つのシナリオを収録し、上京物語や南国ストーリー、極寒の重労働劇など異なる境遇が展開する。過酷な現実と向き合いながら、選択肢や資金管理の方針で結末が変化し、周回を重ねるほどスカイの物語が広がっていく。
ワイヤー移動やスキルを駆使し、鳥の衝突や突風などの過酷な環境を乗り越えてビルを素早く磨き上げよう。足を滑らせれば転落の危険もつきまとう。稼いだ給与で税金や家賃を支払い、休息や娯楽でコンディションを整える生活管理も重要だ。清掃道具のアップグレードやスキルツリー「スキルシナプス」で能力を解放し、最適なビルドで日々の仕事に挑め。
『SKY THE SCRAPER(スカイ・ザ・スクレーパー)』は、PC(Steam, STOVE)にて配信中。コンソール(Nintendo Switch, Nintendo Switch 2, PlayStation 5)は今冬発売予定。会場のブースでは本作の試遊展示が行われる予定だ。

日本語有り
| 基本情報 | HYPER REAL |
|---|---|
| 公式サイト | hyperreal.jp |
| X | @HYPERREAL_jp |
ライター:朝比奈 編集:LayerQ