過酷な戦時下を一市民として生き抜く名作ADV『This War of Mine』10周年を記念したアナログレコード版サウンドトラックをリリース

2025年4月16日、ポーランド・ワルシャワのゲーム開発スタジオ・パブリッシャー"11 bit studios"は、敵に包囲された戦時下の都市で一般市民が必死に生き残ろうとするサバイバルアドベンチャー『This War of Mine』のリリース10周年を記念した、アナログレコード版オリジナル・サウンドトラックをリリースしたことを発表した。

同スタジオは、これまでに『This War of Mine』『フロストパンク』『フロストパンク2』をリリースしており、2025年6月13日には最新作『The Alters』のローンチも控えている。いずれも過酷な状況下におけるモラルとリアリズムが追求された作品として、国内外から高く評価されているタイトルだ。

本作では、敵軍に包囲された戦時下の荒廃した都市を舞台に、必死に生き抜こうとする一般市民の姿が描かれる。

ゲームシステムは昼夜のサイクルからなるサバイバルアドベンチャーで、昼間は拠点となる隠れ家の環境を整えるため、必要なモノをクラフトしたり、共に隠れ住む住人同士で助け合ったりしながら生活をしていく。夜間には隠れ家から物資を求めて探索に赴き、その時々で奪い奪われ、危険で非常な決断に迫られることもあるという、戦争の悲惨さと過酷さをプレイヤーは体験していくこととなる。

オリジナル・サウンドトラック自体は、2015年3月28日よりSteam上でデジタル版が配信されており、他にもSpotify・YouTube・Amazon Music・Bandcampなどのプラットフォームでもストリーミング配信されているが、今回新たに物理媒体でのアナログレコード版がリリースされた形だ。同作としては、初のアナログレコード化となる。

2024年11月15日に10周年を迎えたタイミングで予約を受け付けていたものが今回リリースされたが、同時に一般販売も開始されており日本からも注文することが可能。

価格は€34,00（現在の為替レートで約5,500円）＋国際配送料。レコード用マスタリングは、さまざまな楽曲を手掛けてきたChris Bethge氏が担当している。販売元はドイツ・ケルン拠点とするレコードレーベル＆オンラインストア"Black Screen Records"で、ゲーム＆アニメのサウンドトラックや、日本のポップミュージックを取り扱っている制作会社だ。

アナログレコードは特有の音質を持ち、CDやデジタル音源とはまた違った音を楽しめるのが魅力だ。また、12インチ（約31.5cm四方）のジャケットサイズとそのデザインは、コレクションとして飾って楽しんでもいいだろう。

Black Screen Recordsのオンラインストア（ストアページはこちら）から注文可能なので、興味のある方は手に取ってみてはいかがだろうか。

基本情報	This War of Mine
開発	11 bit studios
販売	11 bit studios
言語	日本語有り
配信日	2014年11月15日 / Steam
定価	2,300円（Steam）
	1,980円（Epic Games Store）
	$19.99（GOG）
	2,310円（PlayStation 5）
	2,350円（Xbox Series X/S）
	2,200円（iOS）
	1,600円（Android）

END OF THE ROAD（道程の終焉）

リリース以来、Frostpunk（フロストパンク）は数々のDLCでアップデートされてきました。新しいEndless Mode （エンドレスモード）（3種類の方法でプレイ可能）では、やり込み要素が増加され、ゲームを存分にお楽しみいただけます。また、新シナリオ：The Fall of Winterhome（ウィンターホームの崩壊）では、ゲームの世界観や伝承がさらに拡張されます。さらに、キャラクターやオートマトンの命名、またフォトモードも追加しました。これらすべてが、ゲームをお持ちの方に無料でお楽しみいただけます。さらに、有料のシーズンパスには3つの拡張が付いています。同時に、私たちにとってこの長い旅路であったフロストパンクは終焉を迎えることになったので、これ以上のコンテンツは作成されないことも報告させていただきます。しかし、将来他のタイトルのリリースもありますので、私たちのゲームをお見逃しのないようにお願いいたします。もちろん、フロストパンクには、パッチや修正があてられることもありますし、技術サポートも引き続き提供させていただきます。

シーズンパス

Frostpunk（フロストパンク）の公式シーズンパスがリリースされました！シーズンパスを購入すると、3つの拡張（The Last Autumn（最後の秋）、On The Edge（綱渡り）、The Rifts（不和））を含む、ゲーム発売以来リリースされたすべてのコンテンツにアクセスすることができます。拡張はメインとなるストーリーを拡大する内容で、ゲームの世界観を補完しています。さらに、ゲームをクリアすると、リラックスして、オーケストラ音楽を収録したデジタルサウンドトラックを聴いたり、スペシャルデジタルアートブックで世界観を学んだりして楽しむことができます。

ゲームをまったく持っていない場合も心配は無用です。メインゲーム、シーズンパス、すべてのスペシャルコンテンツがお得な価格で手に入るFrostpunk: Game of the Year Edition（フロストパンク：ゲームオブザイヤーエディション）をご購入いただけます。

ゲームについて

都市は生き延びなければならない

This War of Mineのクリエイターが贈る最新作Frostpunk（フロストパンク）は、暖房が生命の糧となり、あらゆる決断に代償がつきもののコミュニティサバイバルゲームです。完全に凍てついた世界で、人々は蒸気を動力源とした技術を開発し、圧倒的な寒さに立ち向かいます。プレイヤーには地球最後の都市を建設し、コミュニティが生き延びるために必要な手段を確保するという任務が託されています。

最適化と資源管理は、大抵の場合、共感や思いやりのある意思決定と衝突する傾向にあります。都市とコミュニティ管理に支配者は大変の時間を消費されますが、ある時点で、歴史と現状を把握するため、外界の探索も必要になります。

コミュニティの生存を確保するためにあなたはどのような決断を行うのでしょうか？極限に追い込まれると、どのような行動を取るのでしょうか？その過程を通して、あなたはどのような支配者になるのでしょうか？

法規の制定

大きくなるコミュニティの存在を規制する法律を制定しましょう。コミュニティの労働習慣、医療、食糧供給、さらにその他の日常生活の重要な側面を決定するのはあなたです。コミュニティの希望と満足度を維持しましょう。社会の道徳的様相は、コミュニティを養い、その安全を保つための基本的な手段を確保することと同じくらい重要です。

コミュニティの形成

転換期がやってきたら、コミュニティの行く道を決断するのを躊躇してはいけません。厳しい圧制で支配しますか？それとも思いやりと信念をもって支配しますか？極端な方法を取るもよし、公平なバランスを取るもよしです。どちらの道を選ぶにしろ、後戻りはできないことを覚えておきましょう。

選択肢を天秤にかける

問題を抱えている市民の運命を決定したり、新しくできた派閥の要求に応えたりと、決断の中には小さく思えるものもあるでしょう。しかし、この積み重ねが予期しない結果につながる場合もあります。コミュニティはあなたを信頼していますが、その献身に限度がないわけではありません。支配者は時に重荷にもなるのです。

新しい技術を開発

生存には進歩が必要です。現在の出来事に対処することは大事ですが、長期的な展望や、開発や技術の進歩への投資も忘れてはいけません。自家動力のオートマトン、飛行船、またその他の技術的な驚異を備えた高度なインフラストラクチャを提供することは困難ですが、達成できないわけではありません。すべてあなたの管理とリーダーシップのスキルにかかっています。

フロストランドの探索

ニューロンドンに重点的に取り組むようになるわけですが、世界には、都市の範囲内よりも、はるかに多くのものが存在します。遠征は危険ですが、貴重な情報や物資をもたらし、コミュニティの人口を増やすことができます。外には人間がいるかもしれません。そして彼らの運命はあなたの手のみに託されるのです。

終わりなきプレイ

フロストパンクのエンドレスモードでは、ゲームを無限にプレイすることができます。さまざまな地形、気象条件、直面する課題を含む8つのマップでのプレイが可能です。プレイヤーによって求めるゲーム体験が異なることを、私たちは分かっています。そのため、エンドレスモードには3つのモードがあります。エンデュランスは、もっとも過酷な条件での建設スキル、管理スキル、サバイバルスキルの究極のテストと言えるでしょう。ビルダーには、最初から利用可能なジェネレーターがないので、異なる種類の挑戦を体験できます。そしてセレニティは、不必要なプレッシャーなしに都市を構築するという芸術そのものを楽しむことに焦点を当てています。